聖路加国際病院

St Luke's International Hospital

泌尿器科

泌尿器科のお知らせ

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聖路加メンズヘルスクリニック

mens health clinic

聖路加メンズヘルスクリニックは、NYのMemorial Sloan-Kettering Cancer Centerが提供する男性性機能クリニックをモデルとした泌尿器科の専門外来です。
主に以下の項目に関して対応いたします。

1. 加齢男性性腺機能低下症候群 (男性更年期障害)に対するテストステロン補充療法

男性更年期障害の中で、特にテストステロン(男性ホルモン)の低下によっておこるさまざまな症状、すなわち無気力、倦怠感、疲労感、不眠、イライラ、発汗、ほてり、しびれ、めまい、肩こり、骨減少症、骨粗鬆症、筋力低下、内臓脂肪が蓄積するメタボリック症候群、性欲低下、勃起障害を加齢男性性腺機能低下症候群といいます。
45歳以上の男性の20-30%はテストステロン低下状態にあると言われています。

欧米では大規模な研究が多く実施されており、それらによるとテストステロン低値が糖尿病や心血管病変のリスクを増加させ、そして総死亡率にも関連することが報告されています。治療はテストステロン補充療法がその中心で、上記の症状を改善するための薬剤を投与します。

2. 前立腺全摘出手術後の性機能リハビリテーションプログラム

根治的骨盤内手術(前立腺がんのための前立腺全摘除術、膀胱がんのための膀胱全摘除術、そして大腸・直腸の手術は勃起機能に影響を及ぼす手術です。それらの手術の後しばらくの期間は、ほとんどすべての人に勃起障害が発生します。多くの場合、性機能の回復に12-24ヵ月かかります。最近の研究で、性機能(陰茎)リハビリテーションが、勃起機能回復に役立つことがわかってきました。
骨盤内手術後の勃起障害が起こる主な原因は以下の3つです。

  1. 手術による陰茎海綿体神経のダメージ。たとえ神経温存手術を受けても、勃起に関係する神経が、一時的に障害されると、その回復までに1年以上かかるかもしれません。
  2. これらの手術が(原因となる)陰茎への血流の低下。
  3. 手術後長い期間、勃起しない状態が続くこと。陰茎海綿体組織にとって長時間勃起が起こらないのは健康な状態とは言えません。手術後、お薬を使って勃起させることが、陰茎海綿体組織を健康に保つと言われています。

性機能リハビリテーションプログラムでは、手術後尿道カテーテルが抜去されてから8週間以内に受診していただくことをお勧めします。

もしも手術後の性機能障害を心配されている場合、手術前に当クリニックを受診していただくこともお勧めします。最初は勃起障害に対して内服薬(バイアグラ、レビトラ、あるいはシアリス)を試します。現実的には、約20%の人たちしか、手術後3か月以内ではそれらの内服薬に反応しません。一方、60%の人たちは反応するのに約1年半かかります。もしもこれらの薬を用いて、十分な硬さで勃起することができれば、我々は定期的に薬を使用して勃起させることを勧めています。それが陰茎海綿体組織の健康につながります。これらの薬に反応しない場合、なんとか勃起という状態をつくるために、陰茎海綿体注射を行うことも考慮します。この治療は、90%以上の人に十分な硬さの勃起を起こさせます。平均的には注射後5分以内に勃起が起こり、約20-30分続きます。この治療で、しばらく定期的に勃起する状態をつくることで、1年半から2年後には再び注射でなく、内服薬を試していただくことになります。

具体的なプログラム、現実的な回復の見込みにかんしては、当クリニックで説明させていただきます。



テストステロン(男性ホルモン)低下症候群 自己診断用チェックリスト

男性更年期症状を手軽に自己診断できるチェックリストは、こちらです。

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