先輩メッセージ

先輩紹介

酒井さん

病棟と患者さんに“看護で恩返し“をしたい

酒井さん入職年 : 2008年所属 : 外科系病棟 脳卒中リハビリテーション看護認定看護師

看護師としての目標は後からついてきた

入職当時はキャリアについての具体的イメージはなく、「働きながら考えよう」と楽観的でしたが、プリセプターの経験を通して自身の知識不足を痛感し、看護の質を高めるためには専門知識を持って広めていく必要があると感じました。また、自分を社会人として受け入れ、看護師として成長させてくれた病棟と患者さんに、看護で恩返しをしたいという思いから認定看護師を目指すようになりました。院内研修やティーチングナース、アカデミアでの院内研究発表などの経験を積み、それらが今のキャリアの土台になっています。

酒井さん

多職種と連携するための橋渡し役

当院は入院日数が短く、私たちが患者さんと接することができる時間は限られています。その中で患者さんの全体像をとらえることや、急性期から社会復帰を見据えた看護を行うことはとても重要です。私は脳卒中患者に個別性のある看護が適切に行われるよう、アセスメントをもとに合併症予防、早期リハビリテーション、退院支援などの調整、看護師に必要な知識の普及活動をしています。また、多職種連携を円滑に行えるように橋渡し役となり、脳卒中診療のさらなる質の向上を目指しています。

酒井さん

人として成長できる素晴らしい仕事

看護は人と人との間に存在するものです。そこが面白いと同時に難しいところでもあり、毎日が発見と勉強の連続ですね。看護は提供するものととらえがちですが、決して一方的ではありません。相手がどう受け止めているのかを見て判断し、看護者はさらに考えてケアを構築していきます。看護師とは、自分を見つめ、相手を理解しようとすることで、人としても成長できる素晴らしい仕事だと思います。

学生さんへのメッセージ

目の前の患者により良い医療を行うために、多職種が惜しみなく力を結集すること。そして病院全体が柔軟に変化し続けることなど、当院の魅力は実際に働いてみるとよくわかります。自分らしく働ける環境で一人ひとりの個性と能力を存分に発揮し、一緒に看護を創造しませんか?より良い看護を目指して、向上心や探求心のある方を心からお待ちしています。

看護師に必要なチカラ

看護の仕事は楽しいことばかりではなく、うまくいかないこともあり、困難を乗り越える努力も必要です。どんな課題も次へのステップととらえて能動的に取り組み、あとから振り返って笑えるような「楽しむ力」がある方がいいと思います。「行動力」が必要であることは言うまでもありません。「向上心」「モチベーション」は看護を追求するための原動力です。また、患者ケアは一人で行うものではなく、多職種のと「協働する力」が必要です。さらには自分、相手、状況をよく観察して「対話する力」と、交渉するために必要な「コミュニケーション力」があると良いなと思います。

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