聖路加国際病院では、Quality Indicator(QI)を比較・数値化し公開いたします。

指標

救急受診から入院まで4時間以内の割合

  1. 指標
  2. 要因分析
  3. 改善策
  4. 結果
  5. まとめ

救急受診から入院まで4時間以内の割合

救急受診から入院まで4時間以内の割合
外来受付から入院までの時間(分)

救急外来を受診後、入院が必要となった患者さんが入院までに要した時間は、診察を開始するまでの時間に加えて、ある程度の診断がついた後、治療方針が確定するまでの時間が含まれており、病院内でのさまざまな部門の連携の迅速性を示しています。

当院では救急患者受け入れには救急部が対応しています。救急外来で行う診察と各種検査である程度診断をつけて治療方針を確定し、必要時には担当専門診療科を特定します。

(1)
患者さんが来院してから診療開始までの時間
(2)
救急部での診療(診察・検査・診断・担当専門診療科の判断)時間
(3)
担当専門診療科による診察時間
(4)
入院する病棟を決定するのに要する時間
(5)
入院調整時間

入院の必要性のみの判断だけであれば、非常に短い時間で可能ですが、(1)~(5)の要素が含まれるため、救急外来滞在時間が長くなるケースもあります。