聖路加国際病院

St Luke's International Hospital

初期研修医

当院は厚生労働大臣より「基幹型臨床研修病院」に指定されています。臨床研修指定病院とは、厚生労働省が定める基準を備えた病院で、日本全国に1,014の指定病院があります(平成26年4月現在)。他の病院又は診療所と共同して臨床研修を行いますが、基幹型臨床研修指定病院は、その当該臨床研修の管理を行う役割をもっています。当院は35の研修協力施設と共同して臨床研修を行っています。

募集プログラム

聖路加国際病院ジュニアレジデンシー産婦人科プログラム 1名

エントリーされる方は人事課宛<human@luke.ac.jp>にメールを送信して下さい。
本文に①氏名、②カナ氏名、③性別、④生年月日、⑤出身校、⑥携帯番号、⑦メールアドレス(添付ファイル受信できるもの)、⑧マッチングIDを明記してください。
エントリー頂いた方には、担当者より個別に連絡をさせて頂きます。

https://senkoubi.pmet.jp/p/nittei2.php

当院では、卒業1年次及び2年次の必修研修プログラムで研修する医師を「研修医」或いは「ジュニアレジデント」と呼んでいます。

卒後年数 1年 2年 3年 4年 5年 6年 7年 8年
聖路加における
学年の呼び方
J1 J2 S1 S2 S3 S4 F1 F2
職位 研修医
ジュニアレジデント
専攻医
シニアレジデント
フェロー
所属プログラム 研修プログラム 専門研修プログラム フェロー制度

臨床研修の理念

将来専門とする分野にかかわらず、
幅広い病態・疾患に対応できる医学知識・技量を基盤に、
キリストの愛の心をもって
患者・家族の価値観に配慮し、医療チームの一員として
高度な医療を実践できる能力を身につける。

臨床研修<一般目標> (研修の基本方針)

  1. 患者・家族の考えや価値観に配慮し、「患者との協働医療」を実践する。
  2. 多職種によるチーム医療を担い、必要時にはリーダーシップを発揮できる。
  3. 最新・最適な医療知識・技量を踏まえ、「根拠に基づいた医療」を実践する。
  4. 臨床研究の遂行に必要な基本知識・手順を身につける。
  5. 保険医療や地域医療、災害医療、国際医療など、公衆衛生・社会的枠組みにおける医療の意義を理解する。
  6. 幅広い素養と感性を身につけるべく、不断の努力を怠らない。

2017年度 臨床研修医 研修プログラム

研修プログラム名称 プログラム番号 募集人数
聖路加国際病院ジュニアレジデンシー内科系プログラム 030179024 10
聖路加国際病院ジュニアレジデンシー外科系プログラム 030179025 10
聖路加国際病院ジュニアレジデンシー小児科プログラム 030179026 2
聖路加国際病院ジュニアレジデンシー産婦人科プログラム 030179027 2
研修プログラム・PDFファイル 内容
聖路加国際病院ジュニアレジデンシープログラム 2017年度プログラム

2017年度 歯科医師臨床研修医 研修プログラム

研修プログラム名称 プログラム番号 募集人数
聖路加国際病院 歯科臨床研修プログラム 050117002 1

人にしてもらいたいこと思うことは、あなたがたも人にしなさい

聖路加国際病院の医療の基本精神は創業者Rudolf B.Teusler博士の姿勢を機軸として打ち立てられ、創設1901年以来100年を越える歴史の中で培われてきたものです。

その精神は医師卒後教育にも深く浸透しています。あくまでも患者を全人的にとらえ、尊重と敬愛の念をもってサービスを行う、という位置づけ。これを常に医療の実践の軸に据えること。口先だけではなく、日常的診療の中ににじ み出る姿勢にまで培うこと。これが初期研修医教育の中で、技術的な熟達や知識、判断力の修得に 先んじて、なによりも学び取っていただきたいものです。

医学部を卒業して医師になろうとする研修の徒にとって、この精神、そこから出る雰囲気を感じ取り、 知らず知らずのうちに身につけてゆけることがもっとも重要でしょう。そして、これこそ、”聖路加イズム”であり、わたくしたちが誇りに思うものです。

全人的医療のためのコラボレーション

聖路加国際病院は聖路加国際大学と密接に関連しており、同学卒業生が看護を学び、習得する教育の場としても重要な位置づけを持っています。

意欲に満ち、すぐれた看護部によるケアと医療側との 対等で密接な共同(コラボレーション)、コ・メディカル部門との協調、各専門科間の円滑なコンサルテーションなど、高度化する急性期医療の実践には、コラボレーションは欠くことのできないものです。

患者を軸として展開される、こうした位置づけでの日常的チーム医療の実践。暖かい雰囲気の中にも緊張感ある連携のあり方を、研修医の方々にはしっかり学んでいただきます。

大学医局からの独立性、出身校に拠らない医局運営

当院の各専門科の(教育)担当(部長あるいは医長)の出身大学は、多岐にわたっており、全科において大学医局から独立した運営がなされています。

聖路加のレジデントを経て専門研修→他院での研修あるいは留学による研鑽→当院での責任ある立場での医員として仕事をしている場合がほとんどです。当然の事ながら学閥も存在しません。レジデントの出身校も同様に実に様々です。

教える側も、学ぶ側もともに出身校にこだわらず先入観を持たず、あくまで個人の医療姿勢、人としての患者への対応、誠意、協調、努力、そして技量と技能によって綜合評価し、される、という環境の中で卒後教育が行われています。

研修管理委員会---レジデントの教師兼親代わり

聖路加国際病院の卒後医師教育研修システムの歴史は古く、1933年にまで遡ります。その伝統で培われたノウハウを維持発展する元締めとして、当院の研修管理委員会は、病院の多くの活動の中で最も主軸的な位置づけで運営されている組織の一つです。

研修管理委員会はレジデントの採用、カリキュラムの策定、各科ローテーションにおける多面的評価と定期、および必要時の面接、さらには進路面接による指導を実施し、2年間の前期研修過程の修了時近くに行われる研修医業績発表会の主催(優秀者4名の表彰)、ベスト・セカンド・イヤー・レジデント の選出および表彰などの活動も行って常時レジデントを鼓舞鞭撻し、時には慰め、悩みを聞くなど、通 年にわたる密接的活動をしています。寮生活の後援や指導も含め、いわばレジデントたちの教師兼親代わり的役割を担っています。

また、レジデントの生の声を聞くことも委員会の大切な仕事です。一方通行では良い教育は出来ない、との考えから、レジデント側もローテーション科の指導者や指導体制について評価をする制度があり、これを研修管理委員会として真摯に受け止めて次の教育に生かすようフィードバックしています。

当院の卒後医師研修システムの歴史

  • 1933年(昭和8年)の病院新築と同時に、米国式インターン、レジデント教育制度および中央臨床検査室のシステムを日本で最初に導入したのが当院でした。
  • 1949年(昭和24年)には厚生省からインターン実習病院の指定を受けました。以降、毎年10人内外のインターンを受け入れました。
  • 1952年(昭和27年)、虎ノ門病院、国立東京第一病院(現・国立国際医療センター)と毎月1回合同CPC(臨床病理検討会)をもつようになりました。異なる病院が合同してこのようなカンファレンスを行うことは、それまでの日本ではみられなかったことです。
  • 1967年(昭和42年)に厚生省指導により卒後2年間の研修医制度が発足しました。
  • 1990年(平成2年)から、当院では独自のスーパーローテーションシステムによる2年間の前期研修と、それに続く後期のレジデント教育制度を採用しました。これが実質、日本の卒後医師研修過程のモデルとなりました。
  • 1992年(平成4年)5月、520床の新病院(現在のもの)とともに、大学病院並の全科を備える民間教育病院としての位置づけになりました。これまでの一連の教育には、当院の指導医のほか、我が国最高の各方面の臨床教育指導教授を顧問として招き、また米国から随時現役の臨床教授を招聘し、教育指導の強化に努めてきております。

研修協力施設

研修医(ジュニアレジデント)は2年次になると訪問看護ステーションと中央区内、および日本国内の協力施設で研修を受けることができます。

〔長谷川病院、海上寮療養所、中央区保健所、中央内科クリニック、エー・ジー・イー牧田クリニック、
すぎやま整形外科、真山クリニック、高尾クリニック、銀座プリマ・クリニック、八丁堀医院、あさの皮フ科、
杉野内科クリニック、月島クリニック、銀座ウィメンズクリニック、木挽町医院、壱岐市民病院、
小坂こども元気クリニック、小池医院、名倉整形外科、藤井隆広クリニック、中央みなとクリニック、
国立保健医療科学院、新潟県立六日町病院、佐渡総合病院、新潟県立松代病院、出水群医師会広域医療センター、
垂水中央病院、東埼玉病院、三重県立志摩病院、紀南病院、町立南伊勢病院、尾鷲総合病院、
上五島病院、対馬いづはら病院、奥州市国民健康保険まごころ病院、皮フ科早川クリニック、訪問看護ステーション〕

聖路加国際病院 2017年度 臨床研修医募集

応募資格

2016年(平成28年)実施の医師臨床研修マッチングに参加される方
※当院での臨床実習の有無は問いません。

研修規定

医師法による前期研修2年、1年毎の契約更新とする。引き続き専門研修コースを希望する場合は、当院規定に従い各科専門研修について契約する。

処遇

  
  • 給与:
    1年目 360万円/年
    2年目 372万円/年
    (当直手当を別途支給)

    ・研修期間中は全寮制(月額30,000円)
    ・社会保険に加入:定期健康診断年1回:病院賠償責任保険有り

当院は新医師臨床研修制度のマッチングに参加しています。

応募手続

上の緑のボタンからエントリーをして頂き、下記の応募書類をご提出ください。

応募書類

当院指定・履歴書

  • 指定の履歴書はA4サイズで印刷してください
  • 推薦状(任意、規定の書式はありません、上限2名分まで)
  • 成績証明書、卒業見込証明書

エントリー〆切・応募書類〆切

2016年8月5日(金曜日) 必着

応募先

〒104-8560 東京都中央区明石町9-1 学校法人 聖路加国際大学 人事課 宛
封筒の表書きに、「臨床研修医 応募書類 在中」 と明記ください。

試験日

2016年8月28日(日曜日)

試験会場

応募者の方に追ってお知らせいたします。

採用の流れ(予定)

研修医採用試験:8月28日(日曜日)

  • 8:30am 集合
  • 09:00 筆記試験
  • 12:30 筆記試験合格発表
  • 13:00 筆記試験合格者のみ 面接
  • 17:00 終了予定

(以上のスケジュールには若干の変更の可能性があります。)

マッチング希望順位登録開始:9月8日(木)

マッチング中間公表:9月23日(金)

マッチング順位登録追加修正の最終締切:10月6日(木)

オンラインによる組み合わせ決定発表:10月20日(木)

仮契約

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聖路加国際病院 2017年度 歯科医師臨床研修医募集

応募資格

2016年(平成28年)実施の歯科医師臨床研修マッチングに参加される方

研修規定

歯科医師法による前期研修2年、1年毎の契約更新とする。

処遇

  • 給与:
    1年目 360万円/年
    2年目 372万円/年
    (当直手当を別途支給)

    ・研修期間中は全寮制(月額30,000円)
    ・社会保険に加入:定期健康診断年1回:病院賠償責任保険有り

当院は新医師臨床研修制度のマッチングに参加しています。

応募手続

   

上の緑のボタンからエントリーをして頂き、下記の応募書類をご提出ください。

 

応募書類

当院指定・履歴書

  • 推薦状(規定の書式はありません)
  • 成績証明書、卒業見込証明書

エントリー〆切・応募書類〆切

2016年9月12日(月曜日) 必着

応募先

〒104-8560 東京都中央区明石町9-1 学校法人 聖路加国際大学 人事課 宛
封筒の表書きに、「歯科臨床研修医 応募書類 在中」 と明記ください。

試験日

2016年9月19日(月曜日)

試験会場

応募者の方に追ってお知らせいたします。

採用の流れ(予定)

研修医採用試験:8月28日(日曜日)

  • 8:30am 集合
  • 09:00 筆記試験
  • 12:00 筆記試験合格発表
  • 13:00 面接
  • 面接終了者から帰宅

(以上のスケジュールには若干の変更の可能性があります。)

マッチング希望順位登録開始:9月6日(火)

マッチング順位登録追加修正の最終締切:10月4日(火)

オンラインによる組み合わせ決定発表:10月25日(火)

仮契約

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問い合せ

お問い合せは以下まで,電子メールにてお願いします。

研修プログラムについてのお問い合わせ

  • 学校法人 聖路加国際大学 教育センタ

      Email: edu@luke.ac.jp

応募手続きについてのお問い合せ

当院で初期研修を希望される皆さんに向けて、各方面からのメッセージを掲載していきます。

院長 福井 次矢

写真:院長 福井 次矢

当院での教育指導体制は、すぐ上の先輩が後輩を教える屋根瓦方式を取っています。この体制を強化するために、私が院長に赴任した2005年以降、「専門研修医」と呼んでいる卒後3年目〜6年目の医師を2倍に増やしてきました。専門研修医を増やすことで、初期研修医への指導が充実し、ベテランの医師にもよい影響を与えています。専門研修医の採用は、初期研修時から当院にいた医師も、他院から移る医師も同じ基準で行っており、当院出身だからといって優遇はしておりません。当院の伝統や文化に固執することなく、他院で研修を受けた医師から外部の優れた文化を取り入れることによって、医療の質を高めていきたいと思っています。

当院は米国聖公会の宣教医師ルドルフ・トイスラー博士が1901年に開設した聖路加病院に端を発し、これまでに多くの先進的医療を導入してきた国際病院です。わが国で最初に導入した米国式インターン・レジデント制度のもと、アメリカ医学の導入を積極的に行ってきているのも当院の特徴です。急性期高度医療から予防医療まで、全体的に高いレベルを維持しています。病床数が520床の病院ですが、医師が400名,看護師が900名(2015年4月1日)以上と、他の多くの病院の約2倍のスタッフにより、当院の医療が支えられています。

当院は我が国の臨床研修病院の中では比較的恵まれた環境にある病院ですが、それに安住することなく、研修医やスタッフ医師の強い向上心を糧に、さらなる飛躍を期しているところです。

「患者・家族の価値観に配慮しつつ質の高い医療を提供するための不断の努力を怠らない」というビジョンを共有する新たな仲間を、心から歓迎します。

内科シニアレジデント 荻野 広和

やる気のある皆さん!ようこそ、聖路加へ

写真:内科チーフレジデント 荻野 広和

充実

もともと、厳しい研修に身を置いてでも早く一人前の医師になりたいという気持ちがありました。 初めて見学に来たとき、年次の低い研修医であっても自ら積極的に治療に参加していく姿勢を見て、「ここで研修がしたい!」と。 実際に働き始めると…
予想通り忙しかったです(笑) 
仕事は次から次へと舞い込みますが、今は新婚なので休日があれば奥さんとの時間を大切にするようにしています。

積極性

医師として心がけているのは何より積極性です。上からの指示を待ってただその通りに動くのではなく、「常に自分から積極的に動く」という意識を持つようにしています。 当院の初期研修なら自分自身の積極性次第で、どこまでも濃い二年間が送れるはずです。 やる気のある皆さんを聖路加でお待ちしています。

外科シニアレジデント 藤川 葵

バイタリティ溢れる皆さんの入職をお待ちしております!

写真:外科チーフレジデント 藤川 葵

ここで研修をしたい!

もともと私は九州出身なので、臨床研修は地方を飛び出して、東京で行いたいと思っていました。そんな中、大学の先輩が当院へ見学へ行った話を聞き、大学4年生の時に当院を訪れ、漠然と病院全体の第一印象で「ここで研修をしたい!」と強く思ったことを記憶しています。

ただ、調べてみると聖路加の初期研修はなにかとハードルが高そうで、私も、「英語ペラペラじゃないといけない?有名大学出身じゃないと合格できない?」など勝手に想像していました。しかし見学に来てみると、その印象はいい意味で覆され、必要なのは、その人のスキルや学歴ではなく、聖路加が好きで、スタッフ一人一人が一生懸命患者さんの声に耳を傾ける姿勢であると、当時の初期研修医の先生から教えられました。現在も仕事で行き詰った時は、きまってその先生の言葉を思い出し、患者さんと向き合っています。

無限

当院は東京都トップクラスの救急車受入数を誇る病院であり、その結果毎日どこかの科が緊急手術をしています。その一方で、全科のバックアップにより全身の重症合併症のあるがん患者さんですら積極的に根治治療を行える、がん診療連携拠点病院でもあります。中央区唯一の総合病院のため、非悪性腫瘍分野の手術需要も高く、外科医を目指す初期研修医には科を問わず熱く学ぶ環境があると思います。将来の診療科が決まっていない人にも、広く外科系診療科を経験できるのでオススメです!さらに、外科系集中治療に初期研修医が主体となって取り組む環境があり、様々な上級医に24時間サポートされつつも、急激な病態変化を示す患者さんを救う使命感を育ててもらったのは、私の初期研修2年間の財産です。

初期研修は医師としてのスタート地点。そのスタートダッシュが無限の可能性を引き出す環境が当院には存在します。全国各地から、バイタリティ溢れる皆さんの入職をお待ちしております!

女性総合診療部シニアレジデント 福井 大和

いろんなことに貪欲にチャレンジしてもらいたい

写真:女性総合診療部チーフレジデント 福井 大和

真摯な姿勢

初期研修は産婦人科について学びたいというのはもちろん、忙しくても医師として成長できる環境に身を置きたいと思っていました。見学で来た際、医師含めスタッフの患者さんに対する真摯な姿勢、病院全体の雰囲気、教育への熱意を感じ、当院での研修を選びました。実際忙しい日々が続きましたが、先輩の支え、研修医同士の刺激があり、厳しい研修生活を送れたと思います。結局は患者さん一人一人に対し、自分で考え、真摯に向き合うことが自分の成長に繋がるのだと思っています。

バックアップ

当院は何かを学びたい、やってみたいという人への協力、バックアップは非常に充実していると思います。皆様には、スタッフへの感謝の気持ちを忘れずに、積極性を持って、いろんなことに貪欲にチャレンジしてもらいたいと思います。自分の気持ちの持ちようで研修はどこまでも楽しく、充実させられます。

是非見学に一度いらしてください!

小児科シニアレジデント 山本 一希

最も価値のあることは、患者さんに真摯に接する態度

写真:小児科シニアレジデント 山本 一希

様々な疾患

ようこそ聖路加へ。私は聖路加国際病院で2年間初期研修を終えた後に小児科医として後期研修を続けております。
 2年間を振り返ると、聖路加国際病院で研修するメリットは多くあると思います。まず非常に多くの患者さんに触れることで、内科・外科問わず様々な疾患や社会背景に関する問題の解決方法を学ぶことができます。例えば元々肺に基礎疾患のある方の重症心不全の治療やご家族の在宅療養の希望を叶えるための訪問看護の導入など、複雑な問題にも解決策が見いだせるようになります。

一生の宝物

人との出会いも利点の一つです。教育的な指導医の先生方とともに診療にあたることができるので、患者さんについてのディスカッションを通して、またレクチャーを含めた教育的機会を通して、日々成長していることが実感できると思います。加えて全国から集まった初期研修医の仲間は一生の宝物になることは言うまでもありません。
 最後に、聖路加で研修して得た最も価値のあることは、患者さんに真摯に接する態度だと思います。研修医の二年間は知識を身につけるだけでなく、今後の医療者としての態度を養う時期だと思います。聖路加には患者さんを中心としたチーム医療が根ざしており、患者さんにできることを最大限行っていく伝統があるように感じられます。自分もその一員として働くことで、患者さんに向き合い続ける医療者としての基本が身に付きます。
 興味を持った方は是非見学にいらしてください。一緒に聖路加を盛り上げましょう。

歯科ジュニアレジデント 清川 麻里絵

歯も身体の一部分と気づく研修

写真:歯科ジュニアレジデント 清川 麻里絵

築造

歯の治療行程のうちのひとつの単語です。大学での勉強を根の治療、土台作りの築造を研修期間、最終のかぶせものを将来像とあてはめ、途中段階の築造はじっくり学びたいと考え2年間研修できる当院での研修を希望しました。麻酔科・救急部での研修にも参加でき、全身的な治療を学びながら、同時に口腔は身体の一部であることを再確認した研修でした。口腔外科領域に関しては症例の偏りが少ないためバランスよく学ぶことができます。

つながり

築造と聞いて歯科領域を学ばれている方はパッと想像ができると思いますが、分野が違えばイメージがつかないことは当然のことです。同じように医科の用語が入職当初のオリエンテーション中から溢れ、歯科領域しか学んでいない私は最初不安になりました。しかし、聖路加には自分がわからないと伝えれば最初から教えてくださる環境があります。この環境は今でも利用していますが、当院ならではの特長の一つと考えます。歯科レジデントは1年に1人採用ですが医科の同期もいますし、一緒に働く方が優しいひとばかりですのでご安心ください。