聖路加国際病院

St Luke's International Hospital

専攻医

聖路加国際病院では、卒後3年次以降の医師を対象に行われる後期研修を「専門研修」と呼び、専門研修プログラムで実地修練する医師を「専攻医」もしくは「シニアレジデント」と呼んでいます。

2017年度専攻医募集

エントリー受付中

卒後年数 1年 2年 3年 4年 5年 6年 7年 8年
聖路加における
学年の呼び方
J1 J2 S1 S2 S3 S4 F1 F2
職位 研修医
ジュニアレジデント
専攻医
シニアレジデント
フェロー
所属プログラム 研修プログラム 専門研修プログラム フェロー制度

2017年度 専攻医募集科

病理診断科、皮膚科、形成外科、救急部、小児科 の 5科
募集要項はこちらのページをご参照下さい。プログラムも閲覧できます。

専門研修を充実させるために 〜病院全体でレジデント教育をサポート〜

聖路加国際病院の卒後医師教育研修システムの歴史は古く、1933年にまで遡ります。戦前の唯一のレジデント教育病院であっただけでなく、一貫して独自のローテーションシステムに取り組んできました。その伝統で培われたノウハウを維持発展させるために、専門研修管理委員会を中心として、病院全体がレジデント教育をサポートする体制を築き上げています。

専門研修医は基本的に専門科を中心とした研修となります。しかし同時に病院全体の業務(病棟当直、救急当直など)を通して臨床医として幅広い知識を得、また他科との有機的な連携を目指したチーム医療の実践ができるよう、効率の良い研修環境を策定しています。また専門医を取得するのに他科研修が必要な場合でも、研修プログラムの作成調整を行い、専門医取得に必要な臨床環境を提供しています。

専門研修を2年以上経験することにより、その間に得られた経験(手術手技記録作成件数、サマリー作成数、業績など)を証明する専門研修証明書を発行しています。聖路加国際病院での豊富な経験を形あるものにすることで、次のステップへの新たな礎となります。

豊富なワークショップや講習会 〜病院を構成する約1,600名の職員の一人として〜

4月に入職された全職員を対象に1泊2日の研修旅行を清里の清泉寮で行っています。入職当初の不安を抱えているのは医師だけではありません。多くの人と触れ合い、お互いの垣根を作らないチーム医療・コラボレーションの素地が形成される期間です。

院内では各種ワークショップ (臨床研修指導医のための教育ワークショップ、チャーティング・サマリーに関するワークショップ、人工呼吸器ワークショップ、RCAワークショップ、KAIZENワークショップなど)が多数開催されています。率先して参加することで個人のスキルアップだけでなく、チームやコ・メディカルをまとめるリーダーシップ能力も身に付けることができます。

全職種が参加する院内業績発表会「聖ルカ・アカデミア」では診療を行っていく上での発見や工夫、研究結果などあらゆる課題を発表することができます。コ・メディカルからの発表は常に医師へ多くのメッセージを投げかけてくれます。

また、院内で開催される中心静脈ライン挿入講習会、腫瘍学概論講習会、BLS講習会、QI (Quality Indicator)勉強会、緩和ケア研修会、英語カンファレンス、診療科を横断した合同勉強会などに参加することで、専門以外でも自分に必要な知識・能力を身につけることができます。

各科でのカンファレンスも、充実していますので詳細は【募集要項】のプログラム紹介をご覧下さい。

臨床研究の充実した支援体制

多数の専属スタッフから成る臨床疫学センターがあなたの臨床研究をサポートします。臨床研究に必要な文献検索の方法、統計手法の用い方など、講習会を多く開催しています。また個別の研究に対するサポートも随時行っています。一部希望者には一定期間臨床疫学を専門に学ぶ研修を提供もしています。

さらに、医療情報センターが電子カルテ診療データの後利用をサポートしていますし、全職員に院内ネットワーク上に個人用サイトがわり振られ、院外からでもネットワークにアクセスし利用することが可能で、効率的に仕事と研究を進めることができます。

国内から海外へ

専門研修医として身に着けた能力を基に、国内へ、海外へ羽ばたいてください。多くの聖路加国際病院OB、OGが、世界中至る所で暖かく迎えてくれるでしょう。時には被災地に駆けつけ、救護活動を行う災害時現地派遣チームへの参加も可能です。聖路加国際大学の研究・留学支援や、姉妹病院への留学などもぜひ活用してください。

プログラム紹介 募集要項 診療科案内

小児科コース
(新制度ならびに旧制度)

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要項をご確認の上、
   エントリー下さい。

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小児科

病理診断科コース

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要項をご確認の上、エントリー下さい。

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病理診断科

救急部コース

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ご応募ありがとうございました。

救命救急センター

応募書類

当院指定・履歴書

  • 指定の履歴書はA4サイズで印刷してください

診療科の特徴

それぞれの診療科の特徴については、診療科案内をご覧ください

福井 次矢 (聖路加国際病院院長)

写真:院長 福井 次矢

医学部卒業後2年間の研修を終えた後、いずれかの臨床分野の専門性を身につけるべく、新たな研修が始まります。研修する者の知識不足や未熟な技術のために患者さんに危害が加わることのないよう、そしてできるだけ短期間で一人前の専門医になりたいものです。そのためには研修医本人の勉学意欲と自分一人で行ってよい診療行為かどうかの自己判断力が最も重要なことは論を待たないところです。加えて、受け持つことのできる患者の数や診ることのできる疾患の種類、主治医や上級医によるきめ細かい指導などすべてが揃わなければ理想的な研修にはなりません。

当院では、1930年代に導入した米国式インターン制度に始まり、その時々の国が定める研修制度のモデルとなってきました。その背景には、病院を挙げて、医師を含むあらゆる医療職の教育に全力を尽くすことが当然と考えられる文化があります。新たな知識や技術を身につけるためには、人に教えることが最も効率的と考えられていて(DaleのLearning Pyramid)、実は、学ぶ者よりも教える本人が最もメリットを享受できるのです。1年、2年上の者が下の者を教えるという、当院が長年採用してきている屋根瓦方式の研修こそ、教えられる者にとっても、教える者にとっても、優れた研修方式と考えられる所以であります。

2013年4月にまとまった、厚労省「専門医の在り方に関する検討会」報告書を踏まえ、2014年には専門医養成の質の一層の向上を目的に、中立的な第三者機関-日本専門医機構-が設立されました。これまでのような学会任せではなく、全国統一の基準のもとに19の基本領域の研修プログラムの作成、研修施設の認定、専門医の認定・更新などを行うべく、2017年度開始を目指して準備が行われています。

専門医制度が大きく変わりつつある状況下ではありますが、高い勉学意欲と学習環境が揃っていれば、将来に不安を感じる必要はありません。質の高い医療を提供することに最大の価値を置く、我々のビジョンを共有できる勉学意欲旺盛な医師の参入を期待しています。

関戸悠紀(外科 専門研修医)

写真:関戸 悠紀

当科の専門研修の特徴は、①チーフレジデント以下屋根瓦式の研修体制、②外科専門医取得への十分な各科連携体制、③専門研修後の進路へのサポート体制があることです。

上部および下部の消化管、またヘルニアセンターとそれぞれの専門に特化したスタッフの指導の下、専門研修医1-2名と初期研修医のチームで病棟を運営し、学年に応じた手術手技を経験していきます。特にS3-4で担当するチーフレジデントは救急、他科からのコンサルトに一元的に対応する責務をもち、経験と力量に応じて自ら緊急手術を行います。外科系各科に教育的連携体制があり、専門医取得に必要な手術症例が当施設のみで確実に得られます。専門研修終了後は内視鏡科、放射線科、病理診断科へのローテーションも可能で。大学院や海外留学など希望に応じて次のステップに進むサポートが得られます。実際に私も専門研修を継続しながらこの春から大学院へ社会人入学しました。

現在の専門研修医は他院での初期研修修了者も3名在籍しており、全国のやる気のある未来の外科医を募集しています。都心にあって東京駅に近く、学会や勉強会へ参加しやすい点も魅力です。ぜひ一緒に研修しましょう!

北田 彩子(内科 専門研修医)

写真:北田 彩子

当院の内科専門研修では、内科14科にわたる各専門科ローテーションにおいて専門的知識を獲得すること、また混合病棟の病棟長といった形で、屋根瓦式の教育および全人的医療を行うことの両面から、真のHospitalistの育成を目指しています。

また、集中治療域を多くローテーションすることによって、ERからの重症患者や、院内急変に対応し、急性期の病棟管理に関して習熟できるのも強みの一つです。
また臨床疫学センターを併設しており、やる気次第では日常臨床から生まれたclinical questionをもとに研究を進め、そのまま世界に発信していくことができるサポート体制が整っています。 当院では医師に限らず、コメディカル各方面のspecialistが揃っており、チームで一丸となってpatient centered careを提供しています。

是非一緒に日本のleading Hospitalを目指し、日々研鑽を積んでいきましょう。優れた指導医、士気の高い同期・後輩に囲まれながら、本物のgeneral internal medicineの習得を目指しませんか。