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腎センターの特徴は、保存期慢性腎臓病から透析療法まで、腎臓病・関連疾患に関わる全ての方の治療をサポートできることです。専任の医師・看護師・薬剤師・栄養士がチームで皆様の腎臓病診療にあたらせていただきます。
とくに聖路加国際病院では、慢性腎臓病を総合的に診療することと、腹膜透析療法の普及に力をいれています。
末期腎不全とは腎臓のはたらきが低下し、体内の老廃物や余分な水分を排泄できない状態をいいます。
腎不全が進行すると食事療法や薬物療法だけでは尿毒症をコントロールすることができなくなり、放置すると全身衰弱から命が危険になります。そのため「透析療法 」か「腎臓移植」によって腎臓の働きを補助する必要があります。
透析療法にはおもに血液透析(Hemodialysis:HD)と腹膜透析(Peritoneal Dialysis: PD)があります。
これまで透析療法といえば血液透析があたりまえと思われ、日常生活や社会復帰への負担が大きいイメージが持たれがちでしたが、これからは自分の生活スタイルにあわせて治療ができるうえ、腎臓の働きをまもることができる腹膜透析にも関心が高まるでしょう。
当腎センターでは、透析患者さんの出張やご旅行などで東京へ来られた際の臨時透析を受け付けております。
総合病院のため希望日時は、感染症や重症の方を優先させて頂くことがあり、その時のベッド状況によるのでご希望に添えない場合がございます。
あらかじめご了承をお願いいたします。
適応患者 | 血液透析、在宅血液透析中の方で施設透析を行う場合 腹膜透析(長期滞在で当院での処方を希望される方) |
お申込み方法 | 期間 臨時透析日から2か月~7日前 透析を行っている医療機関より、本ページの申し込み用紙と診療情報(感染情報含む)・透析条件・透析経過表3回分・保険証と各種医療券のコピーを、腎センター宛に郵送またはFAXでお願いします 腎センター FAX 03-5550-2421 |
透析開始時間帯 | 月~土曜日 9時~11時台 午後は月・水・金曜日 14時~15時台 PD外来:月~金曜日9時~15時(祝祭日は休診) |
臨時透析のお返事 | 書類と共にお申込みを頂いたあと、臨時透析に関する回答をご連絡差し上げます |
当院から臨時透析のご案内を受けた方は、以下のご準備・注意点などご参照ください。
事前にお送り頂きたいもの | 臨時透析日の7日前までに、診療情報・透析条件・透析経過表3回分・保険証と各種医療券のコピーを腎センターへFAXをお願いします *腹膜透析の方は診療情報と保険証・各種医療券のコピーのFAXをお願いします |
当日ご持参 | ● 書類関係の持参物:診療情報・透析条件・透析経過表3回分と保険証と各種医療券を持参ください ● パジャマ または、それに代わるもの:体重の値に影響があるため、透析時の着衣は同じであるものをご用意ください。血液が付着する可能性があります。予めご了承ください。 ● 履物:体重測定に影響があるため、透析時の履物は同じものをご用意ください(土足のままでもよいですが、誤差を知る必要があるので、それぞれの重さを確認する場合があります)。 ● 薬(内服薬・点眼薬・貼り薬など):透析中に使用する薬がある方は、必要分をご持参ください。痛み止めなど頓服で使用している薬がある場合も、ご持参ください。 ● 飲料水:飲水はできますが透析中の食事(お弁当など)は禁止です。 ● 有線イヤホン:テレビを視聴する場合は必要です。当院売店でも販売しております。 ● 止血バンド・タオル・ティッシュペーパーなど *腹膜透析の方はPDノートをご持参ください |
注意 | 発熱・痛み・下痢などの症状がある場合は、来院前に腎センターにお電話ください。 電話対応時間 月・水・金曜日 8:00~20:00 火・木・土曜日 8:00~16:00 |
お支払い | 透析最終日に会計にお寄りください カード・現金払いとなります。特定疾病療養受療証をご確認ください |
2008.4.1 | 聖路加国際病院腎センターホームページ開設しました。 |
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