吉田 拓人聖路加外科専攻医1期生（2016-2019）
Q1. なぜ聖路加で外科研修を？
指導医が魅力的であり、目標とする医師像と重なったため聖路加での外科研修を希望しました。
Q2. 聖路加外科専門研修で学んだこと・良かったことは？
研修終了後も外科医としてどうトレーニングしたら良いか自分の方法を見つけて身につけたこと。思考過程を身につけたこと。
Q3. 外科専門医取得後の進路は？
母校である北海道大学の消化器外科1に入局し、消化器外科専門医・内視鏡外科学会技術認定医（ヘルニア）を取得しました。
その後、ハーバード公衆衛生大学院でMPH取得し、2023年からはToronto University Health Networkに研究留学しています。
Q4. 外科専門研修を考えている研修医にアドバイスをお願いします。
外科医の基礎を身につけるのに必要なシステムは整っていると思います。外科医として自立して働けるようになるために、思う存分、トレーニングを積んで、充実した研修生活を送ってください。
吉安 展将 聖路加外科専攻医1期生（2016-2019）
Q1. なぜ聖路加で外科研修を？
聖路加国際病院は全国に先駆けて、現在の外科研修システムを導入しました。私はその第一期生として、この新しい研修システムに魅力を感じました。少数精鋭の外科医を育てる仕組みに長けているという点も、聖路加で研修を受ける決め手となりました。
Q2. 聖路加外科専門研修で学んだこと・良かったことは？
一般外科から高度な外科手術まで、さまざまな症例に触れることができたことは大変有意義でした。将来海外で働くことを志している医師や看護師が多く、国際的な視点を持つ仲間との交流は、自分自身の視野を広げる素晴らしい経験となりました。
Q3. 外科専門医取得後の進路は？
東京大学大学院外科学専攻に進学し、医学博士号を取得しました。現在はトロント大学の研究員として肺移植の研究を行っています。2025年からは、Toronto General Hospitalで肺移植のクリニカルフェローとして働く予定です。
Q4. 外科専門研修を考えている研修医にアドバイスをお願いします。
専門医になった現時点では、研修プログラムの内容そのもので医師人生が大きく変わるわけではないと感じています。外科医として重要なのは、「人の命を救いたいという熱い想い」です。この想いこそが、外科専門研修の質に大きく影響します。頑張って下さい！
玉木 理仁 聖路加外科専攻医3期生（2018-2021）
Q1. なぜ聖路加で外科研修を？
もともと心臓血管外科医になることを目指していたが、聖路加の心臓血管外科が教育的かつアットホームな雰囲気であり、一流の外科医を目指す研修施設として魅力的であったから。
Q2. 聖路加外科専門研修で学んだこと・良かったことは？
基本的な外科知識。糸結び、縫合、解剖など。
Q3. 外科専門医取得後の進路は？
聖路加の心臓血管外科フェローシップへ進み、最短年数で心臓血管外科専門医を取得しました。
現在は、聖路加の心臓血管外科スタッフとして勤務しています。
Q4. 外科専門研修を考えている研修医にアドバイスをお願いします。
サブスペシャリティの科が魅力的であることはもちろんですが、その他の外科領域に関しても、充分に学べるプログラム選択をしてください。
白鳥 友美 聖路加外科専攻医4期生（2019-2022）
Q1. なぜ聖路加で外科研修を？
初期研修が聖路加だったので働きやすいというのも大きな理由でしたが、聖路加の乳腺外科は日本屈指の症例数を誇るので、様々な症例を経験したいという思いもあり選びました。
Q2. 聖路加外科専門研修で学んだこと・良かったことは？
専攻医2年目からは志望科にフィックスします。シニアやフェローなどの若手医師が多いこともあり、手術や外来診療を第一線で豊富に経験できます。また外科5科のどの診療科の先生方も優しくて、1年目のローテーションも楽しかったです。
Q3. 外科専門医取得後の進路は？
家族の都合で海外に転居し一旦お休みしていましたが、聖路加・乳腺外科に復職し、妊娠・出産を経て乳腺外科専門医取得を目指しています。
Q4. 外科専門研修を考えている研修医にアドバイスをお願いします。
聖路加は豊富な症例が経験できる市中病院でありながら、学会・論文発表にも力をいれている医師が多く在籍しアカデミックな環境でもあります。
臨床経験を積みながら学術研究もしたい方には最適な病院です。
亀岡 泰幸 聖路加外科専攻医4期生（2019-2022）
Q1. なぜ聖路加で外科研修を？
全ての外科診療科をローテーションしてから、サブスペシャリティを決めたかったので、それが可能な聖路加病院の外科専門研修を選択しました。
Q2. 聖路加外科専門研修で学んだこと・良かったことは？
医師同士の繋がりが強く、聖路加での外科研修を終え違う病院勤務になっても交流をもてること。また臨床、手術だけでなくアカデミックな視点も学ぶことができました。
Q3. 外科専門医取得後の進路は？
神戸大学小児外科入局しました。現在は大学院生として勤務し、臨床・研究に取り組んでいます。
Q4. 外科専門研修を考えている研修医にアドバイスをお願いします。
百聞は一見にしかず。魅力溢れる聖路加病院の外科研修プログラムを是非一度見学に来てみてください。
大坪 巧育 聖路加外科専攻医4期生（2019-2022）
Q1. なぜ聖路加で外科研修を？
外科専門研修の早い段階から志望する科にfixできるため、より専門的な修練期間を長く積むことができることに魅力を感じたため。また、連携施設も多く専門研修開始後でも選択肢の幅を広げることができるため。
Q2. 聖路加外科専門研修で学んだこと・良かったことは？
基本的な手術手技をはじめ、周術期管理〜外来診療など包括的に学ぶことができたこと。学会発表・論文投稿においても充実した指導体制が整っていたこと。また、年に数回のfeedback面接もあるため、自身の到達度や目標を定期的に確認することができたこと。
Q3. 外科専門医取得後の進路は？
東大・呼吸器外科に入局し、現在は呼吸器外科専門医取得を目指しています。今後、大学院博士課程に進む予定です。
Q4. 外科専門研修を考えている研修医にアドバイスをお願いします。
志望する診療科を変更できるほどの柔軟性や、基幹病院で経験すべき症例数が完結すること、内科•外科の風通しも良く相談しやすい環境であることも聖路加の魅力です。幅広く学びたい、好奇心旺盛な方には、聖路加での外科専門研修プログラムをお勧めします。
三本松 毬子 聖路加外科専攻医5期生（2020-2023）
Q1. なぜ聖路加で外科研修を？
プログラムのうち約2年間を本院で腰を落ち着けて勤務することができること。また、連携施設が充実しており、選択に際して本人の意思が尊重されることが決め手でした。
Q2. 聖路加外科専門研修で学んだこと・良かったことは？
各ローテーションおよび外科チーフレジデントの体験を経て、基本的な臨床能力に加えてマネジメント能力も鍛えることができました。教育病院としての文化があり、どの指導医の先生も教育的でした。救急当直がなく、外科研修に集中することができました。
Q3. 外科専門医取得後の進路は？
聖路加国際病院の消化器外科フェローシップへ進み、消化器外科専門医、内視鏡外科技術認定医取得を目指しています。
Q4. 外科専門研修を考えている研修医にアドバイスをお願いします。
聖路加の外科は、それぞれのサブスペシャリティを見据えながらも、generalな研修をしたい方に適しているプログラムだと思います。 働き方改革も進んでいるため、男女ともに活躍できる環境です。