聖路加国際病院

St Luke's International Hospital

形成外科

形成外科のお知らせ

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眼瞼下垂症の治療について

眼瞼下垂症とは、まぶたが垂れて十分に開かない状態のことをいい、多くは 加齢によって起こります。コンタクトレンズを長期で使用していたり、瞼をこする癖のある方はリスクが高いと言われています。
また、生まれつきのものや別の病気が原因で起こることもありますが、これは専門の医師によって正しく診断を受けることで分類されます。

症状

高く上がった眉毛、眠たそうな目、おでこの深いシワ、瞼のくぼみ
その他身体の不調:頭痛、肩こり、眼精疲労、顔面・瞼の痙攣、など

眼瞼下垂の瞼の中

正常な状態
眼瞼下垂の状態

まつ毛の生えているまぶたの縁の辺りの皮膚の下に、けんばんと呼ばれる固い板があり、これにまぶたを引き上げるための筋肉が付着しています。この付着が緩んだり、筋力が弱くなることでうまく作用しなくなり、まぶたが開かなくなった状態が眼瞼下垂です。

治療方法

まぶたのふたえの線や自然なシワに沿ったラインで切り、まぶたの中を丁寧に確認、上記のような板と筋肉の付着を調整することでまぶたの開きを改善します。
それだけでは不十分な患者様には別の方法をご提案する場合もありますが、必要な方には診察後に外来で詳しくご説明いたします。

基本的には、日帰り手術も可能です。また、治療には医療保険が適応されます。詳しくは裏面をご確認ください。

治療に関わる基本事項について

所要時間 両側で60〜90分
麻酔法 局所麻酔:手術開始時にとても細い針で1分ほどかけて
優しく注射の麻酔を行い、その後は基本的に無痛です。
術後の腫れ まぶた全体の腫れが最初の1週間続き、その後1か月かけて
7割の腫れが引きます。完全に腫れが引くのは2~3か月かかります。
洗顔・入浴 シャワーは当日から可能ですが、心配な方には術翌日からをお勧めし
ています。術後5~7日目に抜糸をしたら洗顔ができます。
お化粧 目の周りは抜糸を終えてから担当医と相談して開始してください。
リスク ドライアイ・乱視・左右差 など

治療スケジュール

手術当日 仰向けで手術台に寝て、手術を受けます。
術後は上まぶたにガーゼが当たりますが、目は見えています。
術翌日 日帰り手術では外来に受診、入院では朝に担当医が診察します。
ガーゼが外れ、抜糸まで軟膏を塗って過ごします。
術後5~7日目 抜糸します。5分程度で終わり、痛みは強くありません。
これ以降の処置は基本的にありません。
術後1, 3, 6か月目 担当医の診察を受けて、経過観察をします。問題なければ術後半年で通院終了です。

よくあるご質問

① 保険はききますか?

医療保険が適応されます。両側とも治療した場合の手術費用の目安は、3割負担の方:約36500~43000円1割負担の方:約13000~15000円 となりますが、詳しくは、必ず術前に担当医に確認してください。
*生命保険会社の医療保険・手術給付金については各保険会社にお問い合わせください。

② 入院は必要ですか?

基本的には日帰り手術も可能ですが、ご自宅が遠方の方や、ご高齢の患者様には1泊の入院を勧めさせていただいております。

③ 術後はすぐに目が見えますか?普段の生活が送れますか?

この治療は基本的に視力には影響しませんが、術当日はガーゼがまぶたに当たりますので、安静にして頂く 必要があります。術翌日からは運動や湯舟への入浴以外は基本的に制限なく普段の生活を送って頂けます。

④ 見た目が大きく変わりますか?

基本的にはご本人のまぶたの形態を損ねないような配慮をしてデザインをします。加齢でまぶたが下がっている人は、まぶたがよく開いていた昔のまぶたの印象に近づけるイメージになりますが、まぶたがよく開くようになるので、見慣れた現状のまぶたからの印象変化は起こります。なお、細かな左右差が残ることはご了承頂く必要があります。
ご相談・手術をご希望の方は、旧舘2F 形成外科外来にて初診枠のご予約を承っており ますので、お気軽にお問い合わせください。

受診をご希望の患者様へ

眼瞼下垂症の手術治療については、形成外科 齋藤隆文(月曜日・金曜日)、又は松井瑞子(水曜日・木曜日)の初診枠にてご相談を受け承っております。
紹介状をご持参いただけますとスムーズですが、紹介状が無くても受診は可能です。
受診をご希望の方は、予約センターへお問い合わせ下さい。

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