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診療内容
診療内容・特徴
- 当科専門外来では一人一人の患者さんと必要な時間を取り、十分なインフォームドコンセントのもと、専門性の高い口腔外科の最善かつ効率の良い治療を行うよう心がけております。
- 当院では他の診療科と協力して診療にあたれますので、他の診療科にお罹りの患者さんでも十分安心して受診いただけます。
- 病診連携を重視し、なるべくかかりつけの先生と連携して共にゆとりある診療を進められるように努力しております。
- 初診の方はかかりつけ医による紹介状をご持参して下さい。再診のかたはすべて予約制の診療をおこなっています。
対象症例・得意分野・専門分野
- 顎口腔疾患
- 腫瘍:口腔癌、顎口腔の腫瘍(良性・悪性)
- 炎症:智歯周囲炎・顎骨骨膜炎・顎骨骨髄炎・歯性上顎洞炎など
- 外傷:顎骨骨折・歯牙脱臼・口腔顔面外傷
- 顎変形症:上下顎前突症・顔面非対称など
- 口腔粘膜疾患:口内炎・口腔乾燥症など
- 埋伏歯抜歯・嚢胞摘出などの小手術・補綴前外科手術
- 顎関節症・睡眠時無呼吸症候群
- インプラント(人工歯根)
- 舌がん
- 心疾患・脳血管障害・糖尿病などの基礎疾患があり、一般の歯科医院では治療が難しい患者及び当院入院患者さんの治療を行っております。
診療実績
顎顔面口腔領域全般の疾患に関してその診断と治療を行っている。口腔外科治療が主体であり、一般の歯科疾患に関しては連携病院に協力を得ている。総合病院としての特性と当院の理念から、合併症を有する患者に関連各科との有機的な連携の基に治療を行う例が多い。
症例数・治療・成績
2020年度における初診症例は2,560例、再診症例は11,090例であった。対象疾患は腫瘍(悪性・良性)、外傷、炎症、嚢胞、唾液腺疾患、顎関節疾患、先天異常、顎変形症と多岐に及んでいた。口腔悪性腫瘍に関しては、手術療法を中心とした集学的治療が行われる。拡大手術では、遊離組織移植による即時再建も行っている。進行癌に関しては緩和ケア科・緩和ケア病棟との共同治療も行われている。外来では埋伏歯抜歯や嚢胞摘出術などの小手術が多く、インプラント・補綴前外科も行われている。なお癌拠点病院として当院内科・小児科・外科・ブレストセンターより依頼される、造血幹細胞移植や化学療法施行患者の口腔管理(外科・保存)を行う例も多い。
主な設備・検査
- 病院施設としてMRI、CT、超音波エコー、リニアックなど
- インプラントおよび外来手術に対してDentaScanCT(インプラント専用CTおよび3D画像再生ソフト)やYAGレーザー,炭酸ガスレーザーなど、マイクロエンジン&ソーなど設置
外来スケジュール表
医師名/曜日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 |
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小澤 靖弘 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
有坂 岳大 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
清川 麻里絵 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
酒向 誠 | ◯ | ||||
宇治川 清登 | ◯ (第2、第4) |
||||
本橋 研 | ◯ (第1、第3) |
||||
村田 真理 | ◯ | ||||
細井 鴻之介 | ◯ |
メディア掲載情報
論文・書籍・講演・学会情報
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日付 | 雑誌・出版社名・講演会名・学会名 | 論題・書名 | 発表者 |
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2024年 | 丸善出版(2024.06)ISBN:978-4-621-30921-6 | 睡眠学の百科事典(分担著書) | 有坂 岳大 |
2024年 | 日本口腔外科学会雑誌 70巻4号 Page146-152(2024.04) | 口腔外科による睡眠歯科医療の現状と発展性 睡眠外科の概要と実際 | 有坂 岳大 |
2024年 | 歯界展望 142巻4号 Page718-727(2023.10) | さあ,睡眠歯科をはじめましょう!睡眠×○○で語る,睡眠歯科の実際のところ(第4回) 睡眠×病院歯科 病院歯科で求められる睡眠歯科とは? | 有坂 岳大 |
2023年 | 耳鼻咽喉科・頭頸部外科 95巻4号 Page337-341(2023.04) | 【睡眠時無呼吸症候群の診療エッセンシャル】各種治療の適応とその効果 歯科・口腔外科的治療 歯科・口腔外科の役割と個別化した医療連携をめざして | 有坂 岳大 |
2020年 | 日本歯科評論 80巻6号 Page49-57(2020.06) | 【ビジュアル解説 失敗しない切開線の考え方-安全で簡潔な切開線と縫合の選択】埋伏智歯抜歯時の切開・縫合 | 宇治川 清登, 小澤 靖弘 |
2018年 | 日本口腔外科学会雑誌 64巻8号 Page456-463(2018.08) | 顎顔面CTを用いた非高齢日本人男性における睡眠時無呼吸の重症度予測因子の検討 | 有坂 岳大, 千葉 伸太郎, 宇治川 清登, 潮田 高志, 小澤 靖弘, 中島 庸也, 外木 守雄 |
2017年 | Japanese Journal of Maxillo Facial Implants 15巻2号 Page85-94(2016.08) | 炭素イオン線治療による顎骨壊死から生じた広範な上顎欠損へザイゴマインプラントを用いた3症例 | 宇治川 清登, 小澤 靖弘, 片倉 朗, 外木 守雄 |
2016年 | Geriatric Medicine 53巻11号 Page1187-1190(2015.11) | 【高齢者医療での歯科に関するMinimum Skills】臨床に役立つQ&A 抜歯のコンサルトを受けた際、配慮すべき点について教えてください 照会状の返事には何を書くべきか | 小澤 靖弘 |
2013年 | 日本歯科人間ドック学会誌 8巻1号 Page30-34(2013.08) | 顎関節症患者のいびきと就寝体位に関する検討 | 佐藤 一道, 吉田 佳史, 浮地 賢一郎, 有坂 岳大, 宇治川 清登, 武安 嘉大, 高田 篤史, 渡邊 裕, 小澤 靖弘, 山根 源之, 片倉 朗, 栗山 智宏, 外木 守雄 |
2013年 | 日本口腔診断学会雑誌 26巻2号 Page243-247(2013.06) | 審美性の改善を強く望んだ無歯顎下顎骨骨折患者の1例(A Case of Patient with Fracture of Edentulous Mandible who Strongly Requested the Improvement of Esthetics) | 小澤 靖弘, 清川 麻里絵, 本橋 雪子, 村瀬 博文, 川辺 良一 |
2013年 | 日本口腔診断学会雑誌 26巻2号 Page178-181(2013.06) | 上顎に発生したエナメル上皮線維歯牙腫の1例 | 柄澤 瑶子, 清川 麻里絵, 小澤 靖弘, 本橋 雪子, 村瀬 博文, 川辺 良一 |
2011年 | 日本口腔診断学会雑誌 24巻2号 Page263-268(2011.06) | 口腔扁平上皮癌に対するNDP・S-1併用Neoadjuvant Chemotherapyの検討(Neoadjuvant Chemotherapy with Nedaplatin plus S-1 in Patients with Oral Squamous-cell Carcinoma) | 丸岡 靖史, 安藤 智博, 守田 誠吾, 扇内 秀樹, 村岡 渡, 高森 康次, 朝波 惣一郎, 渡辺 正人, 松田 憲一, 里見 貴史, 千葉 博茂, 小澤 靖弘, 外木 守雄, 山根 源之, 田中 陽一 |
2010年 | 日本口腔診断学会雑誌 23巻1号 Page176-180(2010.03) | 原発不明の頸部腫瘤性病変において鰓性癌が疑われた1例(A Case of Primary Unknown Squamous Cell Carcinoma thought to be Branchiogenic Carcinoma) | 渡邊 裕, 潮田 高志, 山村 恵子, 山内 智博, 小澤 靖弘, 外木 守雄, 山根 源之, 田中 陽一 |
2009年 | 日本歯科医師会雑誌 第62巻第2号 P33〜P37 | 高齢者歯科治療を行うにあたってのリスク評価3、脳血管障害 | 小澤靖弘 |
2009年 | 日本看護協会出版会『糖尿病の患者さんによく聞かれる質問120』 | 質問99 糖尿病と診断されましたが、虫歯と歯周病が進んだのは、糖尿病との関係が大きいと言われました。糖尿病と歯の関係について教えて下さい。 |
金子美恵・小澤靖弘(共著) |
2008年 | クインテッセンス出版株式会社 | 『薬 '08/'09 歯科 疾患名から治療薬と処方例がすぐわかる本』 | 小澤靖弘(共著) |
2007年 | 東京歯科大学学会『歯科学報 Vol.107 No3』P277〜P285 | 海外研究レポート 「ドイツ連邦共和国フライブルグ大学滞在記」 |
小澤靖弘 |
2007年 | Japanese Journal of Oral Diagnosis/Oral Medicine 20(2) P429〜435 | Clinical study of the bone grafting in our clinic | 小澤靖弘(共同研究) |
2006年2月 | 日本口腔外科学会雑誌 52巻2号 Page77-80 | 口底部に発生した成人型横紋筋腫の1例 | 酒向誠(聖路加国際病院 歯科口腔外科), 村田千年, 一杉岳, 小柳一哉, 本橋雪子, 村瀬博文 |
2005年 | 歯科展望(特別2005)P338 | 顎顔面口腔機能を考慮した顎変形症手術の流れ | 小澤靖弘 |
2004年10月 |
日本口腔外科学会雑誌 50巻10号 Page616-619 | AA蛋白による舌アミロイドーシスが先行症状であった多発性骨髄腫の1例(原著論文/症例報告/抄録あり) | 酒向誠(聖路加国際病院 歯科口腔外科), 村田千年, 佐藤直之, 一杉岳, 本橋雪子, 村瀬博文 |
2003年12月 | 聖路加健康科学誌 11巻 Page25-28 | 閉鎖性睡眠時無呼吸症候群に対するマウスピース療法は新しい有効な治療法である(原著論文/抄録あり) | 一杉岳(聖路加国際病院 歯科口腔外科), 村瀬博文 |
2000年 | The Bulletin of Tokyo Dental College, 41(2) P73〜P77 | Surgical Simulation of Class Ⅲ Edentulous Patient. Using 3D Craniofacial Model: Report of A Case | 小澤靖弘(共同研究) |