聖路加の看護

看護部の特徴

看護部の組織

聖路加国際病院の看護部組織は、看護の対象となる人々に直接関わる看護師・看護補助者を看護管理者や専門看護師・認定看護師などのリソースナース、看護部検討会、教育担当者がサポートする構造となっています。現場から提案し、それが認められれば実現するボトムアップの組織です。

Nursing Professional Practice Model

【Nursing Professional Practice Model】は、聖路加国際病院で実践されている看護を表したモデル図です。その中心は「People-Centered Care」、病院の中にいる患者としてではなく、日常の生活を営んでいる市民(People)一人一人が看護の対象であるという考えです。彼らと看護職(専門職)がお互いの価値を尊重し、対等な立場で協働することを目指し、看護を実践しています。

看護実践が目指す「質・安全、自律尊重、多職種アプローチ、専門性」、それを導く活動「研究・国際性・検討会・EBN」それらを支える看護師個々の能力「感性・向上心・柔軟性・創造性」が「People-Centered Care」を支えているのです。

そして、当院の理念の中心となる“キリスト教の愛の心”が十字架の形に込められています。このモデルを拠りどころに多くの看護師が自分たちの目指す看護を考え、実践し“聖路加の看護”を育んでいるのです。

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