聖路加国際病院の特徴
100年を超える歴史と先進的な取り組み
聖路加国際病院は1901年の創設以来、キリスト教精神に基づく全人的医療を実践し、近年、急性期医療を中心とした総合病院として歩みを進めて参りました。伝統を重んじると共に、米国の先端医療や臨床教育を積極的に取り入れるなど、先進的な取り組みも行っているのが大きな特徴です。
聖路加国際病院の理念
国際病院としての役割
年間延べ2万5000人以上、過去9年間で140カ国の外国籍の患者さんが聖路加国際病院を受診しています。外国籍の患者さんは年々増加傾向にあり、今後も国際病院としての役割を果たすことができるよう、外国人医師による外来や医事課国際係には専門のスタッフを配置、外国からの留学生・研修生を受け入れるなど、さまざまな取り組みを行っています。
当院は、2012年に国際的な医療施設評価認証機関であるJCIの認証を取得し、2015年には聖路加国際病院、附属クリニック、産科クリニック(当時)、訪問看護ステーション、メディローカスの5施設での複合施設の同時認証を更新しました。
2019年11月には、看護の専門性、チームワーク及び優れた患者ケアの反映であるマグネット認証(Magnet Recognition®)を日本で初めて取得しました。マグネット認証プログラムは、アメリカ看護師認証センター(The American Nurses Credentialing Center,ANCC)が、看護の卓越性を評価する厳しい基準を満たした医療機関を認証するものです。
Magnet Conference2021のセレブレーション・パレードで、聖路加国際病院が日本で初の認証を受けたことが盛大に紹介されました。
多職種協働による医療サービスの提供
患者さんを中心にした全人的医療の実践に向け、診療科や職種の垣根をこえたコラボレーションを重視しています。そのため、各診療科間のコンサルテーションや医師、看護師、コ・メディカル、事務などの連携が非常にスムーズです。
多数の診療科を有する総合病院
それぞれの診療科の特徴については、診療科をご覧ください。
- ○一般内科
- ○呼吸器センター(呼吸器内科、呼吸器外科)
- ○腎臓内科
- ○血液内科
- ○感染症科
- ○内分泌代謝科
- ○リウマチ膠原病センター
- ○心血管センター(循環器内科・心臓血管外科)
- ○小児総合医療センター(小児科・小児外科・Well Baby Clinic)
- ○消化器センター(消化器・一般外科、消化器内科/内視鏡内科、ヘルニアセンター)
- ○ブレストセンター
- ○形成外科
- ○整形外科
- ○皮膚科
- ○女性総合診療部
- ○遺伝診療センター
- ○泌尿器科
- ○眼科
- ○耳鼻咽喉科
- ○歯科口腔外科
- ○脳神経センター(脳神経外科、神経内科、神経血管内治療科)
- ○リエゾンセンター(精神科、心療内科)
- ○救命救急センター
- ○放射線科
- ○放射線腫瘍科
- ○緩和ケア科
- ○病理診断科
- ○麻酔科
- ○腎センター(腎臓病クリニック)
- ○リハビリテーション科
- ○人間ドック科
- ○ロボット手術センター
- ○スポーツ総合医療センター
個室を基本とした病室
当院は集中治療室、小児病棟、新生児室、緩和ケア病棟の一部を除いた全ての病室が個室となっています。個室には、患者のプライバシーが保てることや、感染対策が行いやすく感染リスクを低減できるという利点があります。