聖路加国際病院

St Luke's International Hospital

小児科

小児科のお知らせ

診療内容

診療内容・特徴

小児科では、「一般外来」(午前・予約なし)として風邪症状や胃腸炎、皮膚症状などの診療を行っています。「専門外来」(主に午後・要予約)では、からだの専門外来や子ども心療内科外来を行っています。

また、乳幼児の健康な生活と発達を支援するための乳幼児健診(Well Baby Clinic:ウェルベビークリニック)を行っています

中央区平日準夜間小児初期救急診療(平日のみ。 受付は18:45~21:45、診療は19:00~)

当院の診療時間とは別に、中央区の事業として、平日の19時から「中央区平日準夜間小児初期救急診療」を行なっています。ただし、緊急の場合以外は、通常の診療時間内に各医療機関で診療を受けてください。なお受診前の連絡は不要です。処方は原則1日分です。
中央区ホームページ 土曜・休日等の診療

一般外来 外来受付 平日 8:30〜11:00

発熱や咳、喘息、頭痛、腹痛、嘔吐、下痢、蕁麻疹、皮膚疾患など、近隣地域の子どもたちに生じる様々な疾患に対応すべく、午前に一般外来を行なっており、上記受付時間内に予約なしで受診いただけます。ただし、検査結果などのために事前に予約された方を優先とし、急な症状で予約のない方は受け付け順番で診察いたします。病状によっては診察の順番が前後することがありますのでご理解・ご協力のほどよろしくお願いします。

予約は必要ありませんが、初診の方(3か月以上受診のなかった方を含む)が、医療機関からの紹介状をお持ちでない場合、【選定療養費】(8,800円:税込み)をお支払いいただきます。

時間外診療(応急対応のみ. 平日午後と夜間、休日)

急を要する症状につきましては、お電話(代表番号 03-3541-5151)でお問い合わせください。 注:時間外診療はあくまで応急的な診療であり、お薬の処方も原則1日分となりますことをご了承ください。午後から急に症状が出現した場合は、まずは地域のクリニックなどを受診してください。

からだの専門外来

からだの専門外来を午後に紹介・予約制として行っています。
当科の診療における三つの柱として、「血液腫瘍外来」「NICUフォローアップ外来」「呼吸器・在宅医療外来」があります。その他に、「神経外来」「内分泌外来」「免疫・川崎病外来」「腎臓外来」「アレルギー膠原病外来」「多様性外来」を開設しています。

子ども心療内科外来

子ども心療内科外来では症状や状況を伺うために、初診でお一人当たりの時間(60分など)を確保した面接を行っています。
食事や体重に関しては「摂食障害外来」、検査で異常が乏しい身体症状に関しては「心身症外来」、発達相談や子育て相談に関しては「子育てよろず相談外来」、摂食障害や不登校などで心の奥を探索する面接を行う「精神分析外来」があります。

Well Baby Clinic:ウェルベビークリニック

乳幼児の健康な生活と発達を支援するために、当科の医師がお子さんの主治医として原則として3歳まで継続的な健診を行います。(保健所などで行っている健診とは異なり、一ヶ月健診は8,800円、その他の健診は7,700円(いずれも税込み)の自費診療となります。)
また、予防接種外来において各種の予防接種も行っています。

Well Baby Clinic:ウェルベビークリニック

対象症例・得意分野・専門分野

  • 精神疾患(精神・行動異常)
  • 摂食障害・心身症
  • 腎・泌尿器疾患
  • 生殖器疾患
  • 循環器疾患
  • 遺伝疾患・染色体異常・先天奇形
  • 栄養障害・代謝性疾患・消化器
  • 先天代謝異常・内分泌疾患
  • 免疫異常
  • 膠原病
  • リウマチ性疾患
  • 感染症

診療実績

2020年度
外来患者数 27129人
入院 延べ患者数 18326人
平均在院日数 10.0日

主な設備・検査

  • X線検査
  • ECG
  • 脳波
  • ABR
  • CT
  • MRI
  • 心エコー
  • 腹部エコー
  • 各種シンチグラフィー
  • 気管支鏡
  • 膀胱造影
  • 腎生検
  • 各種内分泌負荷試験
  • 骨密度
  • 腰椎穿刺
  • 骨髄穿刺
  • 骨髄生検
  • 発達検査
  • 知能検査
  • 性格検査 等

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スタッフ紹介

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外来スケジュール表

小児科外来(受付時間 平日 8:30〜11:00)

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医師名/曜日
小澤 美和      
稲井 郁子    
長谷川 大輔      
深井 善光        
細谷 要介        
吉原 宏樹        
梅原 直     ◯     
小野 林太郎        
小西 采良        
石川 皓久        
眞柄 達也        

小児科専門クリニック

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午前 午後 午前 午後 午前 午後 午前 午後 午前 午後
血液 長谷川
細谷
吉原
小野
足洗
小澤
(不定期)

真部
(不定期)
呼吸器・
在宅医療
梅原
NICUフォロー
アップ
中川 長沖 平田
(不定期)
多様性外来 島袋
(第1・第3)
神経 森地
(第3)
横山
内分泌 波多野 波多野
免疫・川崎病 小野
アレルギー・膠原病 山口
腎臓 伊藤
子ども
心療内科
深井 深井 深井 小澤
(子育て:初診)
深井
小澤
(子育て:再診)
深井
小澤
(子育て:再診)

スタッフの詳細情報は名前をクリックしてください。

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メディア掲載情報

論文情報

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日付 雑誌名 論題 発表者
2017年 こころの科学 217巻 思春期のこころとからだ 思春期の摂食障害——体重を増やせば治りますか? 深井善光
2017年 別冊日本臨牀 新領域別症候群シリーズ No.38 精神医学症候群(第2版)Ⅱ 身体表現性障害とヒステリー 深井善光
2011年発行 Int J Hematol. 2011;93:192-8. Acute lymphoblastic leukemia and Down syndrome: the collaborative study of the Tokyo Children's Cancer Study Group and the Kyushu Yamaguchi Children's Cancer Study Group. Goto H, Inukai T, Inoue H, Ogawa C, Fukushima T, Yabe M, Kikuchi A, Koike K, Fukushima K, Isoyama K, Saito T, Ohara A, Hanada R, Iwamoto J, Hotta N, Nagatoshi Y, Okamura J, Tsuchida M.
2011年発行 Pediatr Int. 2011 ;53:694-700 Intellectual development after treatment in children with acute leukemia and brain tumor.  Watanabe S, Azami Y, Ozawa M, Kamiya T, Hasegawa D, Ogawa C, Ishida Y, Hosoya R, Kizu J, Manabe A.
2011年発行 臨床血液 2011;52:406-415 Phase I study of nelarabine in patients with relapsed or refractory T-ALL/T-LBL. Horibe K, Takimoto T, Yokozawa T, Makimoto A, Kobayashi Y, Ogawa C, Ohno R, Koh N, Katsura K, Tobinai K. 
2011年発行 Blood Y: CBL mutation in familial platelet disorder with propensity toaute myeloid leukemia (FPD/AML) patient in a Japanese pedigree with RUNX1 Mutation. Shiba N, Hasegawa D, Park M-j, Murata C, Matsubara A, Ogawa C, Yagasaki H, Manabe A, Arakawa H, Ogawa S, Hayashi Y
2010年2月発行 小児看護 クラシックミニよ!ボクの相棒よ!
(子育てウォーサオー―平田家の品格 13)
平田倫生
2010年1月発行 地域医療 小児がんの子ども・両親を支えるには多職種からなるチームが同じ立場で(市民公開講座・あったかな医療をつくろう―子ども・おとな・高齢者の命を大切にする医療) 細谷亮太
2010年発行 小児科診療2010; 73: 1319-1326 小児白血病・リンパ腫診療のアップデート】 病態と治療 再発急性リンパ性白血病(解説/特集) 小川千登世
2010年発行 日小血会誌 小児不応性血球減少症:2010年における最新の知見 長谷川大輔, 真部淳
2010年発行 Blood Mutations of E3 ubiquitin ligase Cbl family members but not TET2 mutations are pathogenic in juvenile myelomonocytic leukemia. Muramatsu H, Makishima H, Jankowska AM, Cazzolli H, O´Keefe C, Yoshida N, Xu Y, Nishio N, Hama A, Yagasaki H, Takahashi Y, Kato K, Manabe A1), Kojima S, Maciejewski JP
2010年発行 Leukemia. Long-term results of Tokyo Children´s Cancer Study Group trials for childhood acute lymphoblastic leukemia, 1984-1999
2010年 Int J Hematol. 2010;92:535-7. Bullous exudative retinal detachment due to infiltration of leukemic cells in a child with acute lymphoblastic leukemia. Yoshida K, Hasegawa D, Takusagawa A, Kato I, Ogawa C, Echizen N, Ohkoshi K, Yamaguchi T, Hosoya R, Manabe A. 
2010年発行 小児科診療 骨髄異形成症候群 真部淳
2010年発行 小児科臨床 白血病の分子標的療法 真部淳
2010年発行 日本小児血液学会雑誌 L-asparaginase治療の問題点と対策 小川千登世
2010年発行 日本医事新報 小児がんサバイバーのメンタルヘルス 小澤美和
2010年発行 日本小児科学会雑誌114:665-675 小児がん経験者の晩期合併症およびQOLの実態に関する横断的調査研究第1報 石田也寸志, 本田美里, 上別府圭子, 大園秀一, 岩井艶子, 掛江直子, 坂本なほ子, 岡村純, 浅見恵子, 稲田浩子, 前田尚子, 堀部敬三
2010年発行 日本小児科学会雑誌114:676-686 小児がん経験者の晩期合併症およびQOLの実態に関する横断的調査研究 第2報 石田也寸志, 大園秀一, 本田美里, 浅見恵子, 前田尚子, 岡村純, 稲田浩子, 上別府圭子, 岩井艶子, 坂本なほ子, 掛江直子, 堀部敬三
2010年発行 Impact of stem cell transplantation. Int J Hematol 91:865-876 Late effects and quality of life of childhood cancer survivors: part 1 Ishida Y, Honda M, Ozono S, Okamura J, Asami K, Maeda N, Sakamoto N, Inada H, Iwai T, Kamibeppu K, Kakee N, Horibe K
2010年発行 Late effects and quality of life of childhood cancer survivors: Part 2 Impact of radiotherapy. Int J Hematol(Epub) Ishida Y, Sakamoto N, Kamibeppu K, Kakee N, Iwai T, Ozono S, Maeda N, Okamura J, Asami K, Inada H, Honda M, Horibe K
2010年発行 Bone Marrow Transplant 45:901-906 Improved outcome of refractory Langerhans cell histiocytosis in children with hematopoietic stem cell transplantation in Japan Kudo K, Ohga S, Morimoto A, Ishida Y, Suzuki N, Hasegawa D, Nagatoshi Y, Kato S, Ishii E
2010年発行 Pediatr Blood Cancer 54:98-102 Nationwide survey of single-system single site Langerhans cell histiocytosis in Japan Morimoto A, Ishida Y, Suzuki N, Ohga S, Shioda Y, Okimoto Y, Kudo K, Ishii E
2010年発行 Pediatr Blood Cancer 54:299-306 Hematopoietic stem cell transplantation for familial hemophagocytic lymphohistiocytosis and Epstein-Barr virus-associated hemophagocytic lymphohistiocytosis in Japan Ohga S, Kudo K, Ishii E, Honjo S, Morimoto A, Osugi Y, Sawada A, Inoue M, Tabuchi K, Suzuki N, Ishida Y, Imashuku S, Kato S, Hara T
2010年発行 J Cancer Surviv(Epub) Mental health among young adult survivors of childhood cancer and their siblings including posttraumatic growth  
2010年発行 学術動向 2010(4):51-57 長期的な小児がん患者ケアのあり方—長期フォローアップの重要性 石田也寸志
2009年発行 a nationwide survey in Japan 155:235-238 e231 Characteristics of hemophagocytic lymphohistiocytosis in neonates Suzuki N, Morimoto A, Ohga S, Kudo K, Ishida Y, Ishii E
2009年発行 Int J Hematol. 2009;90:347-52. The ex vivo production of ammonia predicts L-asparaginase biological activity in children with acute lymphoblastic leukemia.  Watanabe S, Miyake K, Ogawa C, Matsumoto H, Yoshida K, Hirabayashi S, Hasegawa D, Inoue T, Kizu J, Machida R, Ohara A, Hosoya R, Manabe A. 

書籍

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発行年 タイトル 出版社 著者
2018年 摂食障害 身体にすり替えられたこころの痛み ミネルヴァ書房 深井善光

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