ジュニアレジデント(産婦人科プログラム)
長尾 健
卒業年:2015年 卒業大学:東京慈恵会医科大学 選択コース:産婦人科プログラム
聖路加国際病院を選んだ理由
患者さんを複合的に診ることができる医師に
志望科である産婦人科が、年間1,500件を超える分娩数をもち、数多くの腹腔鏡手術、悪性腫瘍やコモンな良性疾患を取り扱い、遺伝診療部をもち、生殖補助医療も行っている事はとても魅力的でした。しかし、産婦人科コースだからといって、ローテーション期間がとても長いわけではなく、その他の内科や外科などをバランスよく学ぶことができる研修内容も良いところだと思いました。産婦人科は専門性の高い分野ですが、患者さんを複合的に診ることができる医師になりたくて当院での研修を希望しました。
印象に残っているできごと
研修医による業績発表は貴重な経験に
初期研修医2年目の最後には、「聖路加アカデミア」という研修医による業績発表会があります。臨床指導医と疫学指導医に助けてもらいながら、毎日の仕事後の時間などを使って、約1年ほどかけて発案から解析まで行った自身の臨床研究を発表するというものです。臨床研究の立ち上げ方、統計解析やプレゼンテーションの仕方を研修医の間に教えてもらえたことは、とても貴重な経験であったと感じています。業績発表後の達成感や同期達との打ち上げは最高の思い出です。
後輩へのメッセージ
最高の同期達と切磋琢磨できる環境
初期研修はたったの2年間ですが、医師として、そして社会人としてのスタートであり、とても大切な期間だと思います。当院では、研修医が中心となって病棟診療を行なっており、それに応えるようにどの科にも指導熱心な先生方がたくさんいます。全国から集まってくるモチベーションが高い最高の同期達と、目標としたくなるような指導医のもとで、切磋琢磨して研修することができます。ぜひ病院見学に来て体験してみてください。