先輩メッセージ

先輩紹介

直江さん

患者さんの思いや個別性を理解し、ケアにつなげていきたい

直江さん入職年 : 2016年所属 : 特別病棟

自分が患者さんのために何ができるのかを考える

2年目で出会った、がんで亡くなった患者さんとのことがとても印象に残っています。入院時から亡くなる日まで、関わらせていただきました。少しずつ衰弱していく様子とそれを見守るご家族を見ているのはとても辛かったのですが、看護師として何ができるか先輩方にも相談しながら、最後のケアになるかもしれないと思い、ご家族と一緒に足浴と手浴を行いました。ずっと苦しそうに目を閉じていた患者さんが目を開いて「気持ち良い、ありがとう」と言ってくれました。この経験から看護という仕事の難しさや、やりがいを感じることができました。

直江さん

患者さんとの会話の時間を大切にしたい

患者さんとじっくり向き合う時間を大切にしながら、日々の業務を円滑にすすめていくことはとても難しいです。病棟の先輩から「その患者さんに何ができるのかをしっかり考えて動きましょう」という助言を受け、それ以来、患者さんと話をする時間がとても大切に思えるようになりました。また、楽しさを感じるのは自分のケアに患者さんが喜んでくれたときや笑ってくれたときです。逆に、私が忙しいときや悩んでいるときは、患者さんの笑顔や優しい言葉に癒されることも多いです。

直江さん

患者さんの思いを深く知りたい

病気の治療だけでなく、患者さんの背景なども含めた全体を捉える力を身につけたいです。また、コミュニケーション力や観察力を養い、患者さんの思いやそれぞれの個別性をより深く理解し、ケアにつなげていけるようになりたいです。現在、将来の具体的なことは決めていませんが、いまの病棟で働きながら興味のある分野を見つけていきたいと考えています。

学生さんへのメッセージ

学生のときは自分が一人前の看護師になれるのかとても不安でしたが、無理なく一つ一つ学んでいくことができました。いつも気にかけて声をかけてくれる先輩や、悩みを打ち明けられる同期の存在が心強く、とても働きやすいです。新しい仲間と一緒に働ける日が楽しみです。

オフの過ごし方

休日はなるべく予定を入れるようにしています。連休は京都に住む友人のところに遊びに行ったり、夏休みは海外旅行に行ったり。また病棟の先輩や同期と飲みにいったりもします。一人の時間が欲しいときは、ホットヨガで汗を流して過ごしています。

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