地道な啓蒙活動が実を結び、2008年度に、団体契約先の受診者においては、乳房視触診のみによる検診を完全に廃止することができました。
超音波検査の実施体制も整備されたため、「超音波検査の枠がない」という理由で、受診を断ることはなくなりました。
この結果、マンモグラフィもしくは超音波検査いずれかの受診率は、40歳以上、50歳以上の両方の年代において、2008年度も引き続き改善しました。
1年以内に検査を受けたことがある方など、ある一定の割合で、もともと乳房検診の対象外となる方がいるということを考えると、現在の受診率は上限に近いところまで到達しているのではないかと考えています。