2007年の予防抗生剤が投与されたプロセスを、(1)手術室内(入室から退室まで)と(2)手術室外(入室前と退室後)に分けて分析したところ、(1)手術室内で投与された場合は、その96.3%が術前1時間以内に投与されていたのに対し、(2)手術室外では、わずか19.7%しか1時間以内に投与されていませんでした。
周術期の薬品選択に関しては各診療科が行っていましたが、実際の投与は(1)手術室内では麻酔科が、(2)手術室外では各診療科が管理していることが分かりました。
各診療科の管理から麻酔科による集中管理に手順を変更するべきではないか?