聖路加国際病院では、Quality Indicator(QI)を比較・数値化し公開いたします。

結果

腎機能コントロール

  1. 指標
  2. 要因分析
  3. 改善策
  4. 結果
  5. まとめ

腎機能コントロール

腎臓内科医師別RAS阻害薬処方割合のグラフ
腎機能障害患者における適切な薬剤処方割合のグラフ

図(1)は、腎臓内科医のRAS阻害薬の処方割合です。このように、ほとんどの医師で処方割合が改善しました。医師Eのように、20ポイント以上の改善が見られた医師もいます。この結果、腎臓内科全体の処方率は、4月の72.6%から11月には74.6%と2ポイント改善しました。

最終的な指標である「腎機能障害患者における適切な薬剤処方割合」(図1)も、昨年から2.2ポイント改善した50.4%となり、目標の50%を超える結果を出すことができました。