救急科
特色・概要
- ① 潤沢な症例数(31,000人/年の受診患者数、うち10,000人/年の救急車搬送患者[2021年実績])
- ② 患者重症度によらない救急外来診療及び、重症患者の集中治療の両方を診療範囲とする
- ③ チームリーダーおよび管理者としての視点・スキルを身につけることができる
- ④ 教育者としてのスキルも身につけることができる
統括責任者よりメッセージ
当院は多くの患者数と多様な疾患を持った患者さんが来院します。
walk-inの患者さんから三次救命で搬送される患者さんまで、我々を頼って病院の門をたたく全ての人を診療範囲としています。
当科としては、自分のやりたいことだけをするのではなく、当科の診療範囲全てを業務範囲とし、チームの一員として社会貢献に取り組んでくれる同僚を求めています。
研修の実際は、実務を通して一緒に働く上級医とのディスカッションの中で学んでいきます。また、救急科ローテーションの初期研修医に対する教育を通してBed-side teachingのスキル取得および自分の知識がためを行います。年次を重ねERのフロアリーダーを任されるようになれば、そこでチームマネージメントも学ぶことになります。
日々の診療だけでなく年2回の学会発表と1本の論文作成も義務としています。
論文作成に必要なバックアップ体制も整っていますので、指導を受けながら疫学、統計学も勉強してください。
やる気・使命感に満ちた若者の応募を期待しています。
取得可能な専門医資格
- 救急科専門医
- 集中治療専門医
診療についての特徴
当院救急科では、救急要請に対しては極力応需するという病院方針のもと、年間約31,000人(うち、救急車約10,000台)の診療を行うとともに、医療者育成も積極的に行っています。
聖路加国際病院救急科専門研修プログラムでは、救急外来を受診する初期から三次までの全ての患者の診断と初期治療を行い,三次救急で搬送された重症患者に関しては,入院後の集中治療室管理も主治医科として担当します。患者重症度によらない救急外来診療および、重症患者の集中治療の両方を学ぶことが特色です。
また、実際に責任を持って診療にあたり、担当時間帯は救急外来・集中治療室で管理者としての業務を行うことで、チームリーダーおよび管理者としての視点・スキルを身につけることができます。
同時に、研修医をはじめとした多くの医療従事者の教育に携わることも必須であり、教育者としてのスキルも身につけることができます。