専門研修

眼科

特色・概要

眼科レジデント教育

○専門医
眼科専門医取得資格を既定の期間(4年間)で取得可能です。
○手術症例
当院では1800件を超える眼科手術を行っております。上級医の指導の下に1年目から手術執刀医となり、専門医取得に必要な症例数をはるかに超える手術を執刀できます。
○指導体制
1933年に聖路加病院が日本で初めて導入した米国式インターン、レジデント教育制度を基礎とし長い歴史を持つ当院の医学研修システムは現在の日本の医学研修制度のモデルとなっています。この伝統的な指導体制が全人的医療を実践出来る優れた眼科専門医を育成します。各専門分野のエキスパートが熱意をもって専攻医の指導に当たります。
○研究
共同研究ラボラトリーや公衆衛生大学院など、臨床研究、基礎研究に携わる環境が整っています。聖路加国際大学の教員も兼任している眼科上級医の指導の下に学会発表、論文執筆を筆頭として行えるチャンスがあります。当眼科が主導する様々な臨床研究、基礎研究に携わることも可能です。
○病棟医長
3年目以降は病棟医長となり、コメディカルと連携しつつ病棟の運営に携わりながら後輩の指導に当たります。

統括責任者よりメッセージ

患者さんの眼に光を取り戻すことが出来る事が眼科医としての最高の喜びです。医師、看護師、薬剤師、コメディカルが協力し、当院のモットーである全人的な医療を実現することを目標にチーム医療を行っております。チームの一員として働きながら自らを高め、優れた眼科医になって患者さんの眼に光を取り戻したいという優しくかつ崇高な志をもった方々に来て頂けたら幸いです。
大越 貴志子

取得可能な専門医資格

  • 眼科専門医

診療についての特徴

プライマリーケアから、先端医療に及ぶ全ての眼科領域を学ぶことができます。角膜から水晶体、緑内障、そして網膜硝子体疾患まで、幅広い領域にわたって経験可能です。手術件数に関しては年間1800件を超え、東京都内の大学病院に匹敵する白内障手術件数、硝子体手術件数を誇ります。地域の連携施設に限らず全国から患者さんを紹介いただき、多岐に渡る専門的眼科診療を行っています。十分な知識と経験を持った各専門分野のエキスパートたちが診療に当たります。当科は各専門領域でチームを形成し、前眼部屈折矯正チームが角膜診療や屈折矯正手術、角膜移植手術を行います。白内障手術はプレミア眼内レンズを含め、年間1000件を超える手術を行っております。網膜硝子体チームには5人の硝子体術者がおり、網膜剥離や増殖糖尿病網膜症手術はもとより、加齢黄斑変性をはじめとする黄斑疾患の外科的内科的治療、新しい低侵襲レーザー治療など先端的な治療を導入しております。緑内障手術は低侵襲手術をはじめ最先端の手術を行っています。その他、ぶどう膜炎、小児眼科、眼形成など眼科におけるほぼすべて分野の診療が経験可能です。
専攻医の業務は、はじめは手術助手、病棟業務が中心です。その後指導医の元で外来業務も行います。また、眼と全身疾患の関連についても、他科との協力の元に学んでゆきます。手術に関しては、外眼部手術、白内障手術から開始して技術が達すれば硝子体手術まで執刀可能です。専攻医は必ず専門医以上の指導医の元で手術を行います。

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