聖路加国際病院

St Luke's International Hospital

眼科

眼科のお知らせ

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メディカルレチナ(非手術的網膜治療)外来

レーザー治療

スタッフ:大越(部長)、越前(医局長)、都筑、箕輪、稲垣(病棟医長)

レーザー治療

特徴

当院では、網膜疾患に対し、幅広くレーザー治療を行っております。
特に侵襲の少ないレーザー治療法の開発に力を入れております。
PASCAL・マイクロパルスレーザーなど、従来のレーザーより
低侵襲で痛みの少ない最新のレーザーを用い、各種の網膜疾患に対して
レーザー治療を行っております。

当科で施行しているレーザー治療

  1. パターンスキャンレーザーPASCAL®イエロー
  2. マルチカラーレーザー
  3. マイクロパルスレーザー
  4. 光線力学的療法(PDT)
  5. 経瞳孔的温熱療法
  6. SLT

光線力学的療法(PDT)

ビスダインという新生血管に集まりやすい光感受性物質を静脈内投与し、薬剤を新生血管に取り込ませ、一定時間後に弱いレーザーを照射することで、網膜へのダメ―ジを抑えながら、新生血管を退縮させる治療です。2004年5月から日本での治療が開始されました。 治療はPDT研究会が定めた資格を満たす認定医に限られていますが、当科にはその認定医が5人おりますので、治療が可能です。

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薬物治療(眼局所療法)

スタッフ:大越、藤谷、越前、輿水、都筑、箕輪、稲垣、濱田

薬物治療(眼局所療法)

特徴

当院では光干渉断層計(SD-OCT)による精度の高い診断により、
各種黄斑(網膜のものをみる中心部分)疾患の薬物治療を行っております。

当科で施行している薬物による眼局所治療

  1. ステロイド局所療法
    トリアムシノロン(ケナコルト)後部テノン嚢下投与
    トリアムシノロン(ケナコルト)硝子体注射
  2. 抗VEGF療法
    アバスチン硝子体注射
    ルセンティス硝子体注射
    マクジェン硝子体注射

抗VEGF療法

脈絡膜新生血管の発育には、血管内皮細胞増殖因子(VEGF)が深く関わっています。VEGFを働かなくさせる抗VEGF薬を眼球内に注射して治療を行います。加齢黄斑変性症に対してはルセンティス・マクジェンが認可されていますが、その他の疾患に対しては抗がん剤の一つであるアバスチンという抗VEGF薬で治療を行っています。

昨年度(2011年)の実績 : レーザー 788件、PDT 56件、硝子体注射 502件

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糖尿病網膜症、糖尿病黄斑浮腫

糖尿病網膜症がある程度進行すると、それ以上の進行を予防する目的で汎網膜光凝固術を行います。当院では、2012年7月より最新機器のイエローPASCAL®(TOPCON社)を導入し、従来のレーザー治療より低侵襲で痛みの少ないレーザー治療を開始しました。汎網膜光凝固術は、従来のレーザーでは4-5回にわたる通院治療が必要でしたが、PASCAL®は1-2回で終了します。
糖尿病黄斑浮腫は、糖尿病が原因で黄斑に水がたまる病気です。黄斑浮腫の状態により薬物治療、レーザー治療、硝子体手術を単独または併用で行います。当科は全ての治療を行っており症例数も多い為、黄斑浮腫の状態により適切な治療を選択し行うことが可能です。レーザー治療は大越が日本で初めて臨床導入した低侵襲なマイクロパルス・レーザーによる閾値下凝固を行っております。薬物治療は、ステロイド局所療法または抗VEGF療法を行っています。また糖尿病黄斑浮腫の新薬の臨床治験も行っています。詳しくは眼科外来にお問い合わせください。

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網膜静脈閉塞症による黄斑浮腫

網膜の血管がつまることで黄斑に水がたまる病気です。糖尿病黄斑浮腫と同様、黄斑浮腫の状態により、薬物治療、レーザー治療、硝子体手術を単独または併用で行います。レーザー治療は糖尿病黄斑浮腫と同様、PASCAL®、マイクロパルスレーザーまたはマルチカラーレーザーを用い、低侵襲で痛みの少ない治療を行っております。薬物治療は、ステロイド局所療法または抗VEGF療法を行っております。

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加齢黄斑変性症

加齢などの変化で黄斑の下(脈絡膜)に新生血管が生じて、網膜下出血などをきたし重篤な視力障害をおこす病気です。欧米では中途失明の疾患として注目され、本邦でも増加傾向です。当科ではPCV(ポリープ状脈絡膜血管症)には、PDTと抗VEGF療法(下記参照)の併用、それ以外の疾患では抗VEGF療法を単独で行っています。中心窩外の新生血管にはレーザー治療も行っております。

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中心性漿液性脈絡網膜症

網膜色素上皮の異常で網膜の下に水がたまる病気です。当科では水の漏出点にマイクロパルス・レーザー閾値下凝固を行っており、良好な成績を収めています。中心窩(網膜のものを見る一番中心)に近く、従来のレーザーでは治療が困難な漏出点も治療が可能です。

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ぶどう膜炎

ベーチェット病、サルコイドーシス、Vogt-小柳―原田病などに対して、内科と連携して診断を行い、最新の治療を提供しています。当院は内科との連携が良いため、眼科受診当日または数日以内に内科を受診し、迅速に診断し治療を開始することが可能です。治療については点眼薬や内服などの全身投与による基本的な治療の他、抗TNF α抗体などの生物製剤による最新治療や、低侵襲システムによる硝子体手術といった外科的治療など最先端の治療を行っています。

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その他の疾患

その他網膜剥離、コーツ病、特発性傍中心窩毛細血管拡張症、網膜細動脈瘤、網膜毛細血管腫などの良性腫瘍のレーザー治療を行っております。

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