術後の定期診察について
乳がんは、術後数年たってから再発することがあります。術後10年間は安全確認期間です。定期的な診察を受けてください。診察は問診、視診、触診を中心に行われます。年に一度マンモグラフィ検査を受け、月に一度は手術部位の周囲や反対側乳房の自己検診を行いましょう。異常を感じたときはスタッフに連絡して相談し、必要に応じた検査を受けてください。
自己検診でチェックしたい項目
自己検診
月に一度は行いましょう。定期的に行うことで自分の乳房のふだんの様子を知ることができ、変化にいち早く気づくことができます。
全身のチェック
遠隔転移(骨、肺、肝、脳など)の徴候として、腰痛、関節痛など骨と関連した痛み、咳、全身倦怠感、食欲不振などがあります。吐き気やめまい、頭痛、麻痺なども要注意です。一時的なもので改善してしまうような場合は心配ないでしょう。改善せず持続する場合、悪化する場合はスタッフに相談してください。