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緩和ケア病棟の特徴
- 訪問や付き添いの制限はありません。患者さんのご希望に合わせます。ご家族が付き添いや宿泊を希望される場合は、簡易ベッド(有料)を貸し出します。
- 患者さんが愛用していた物や嗜好品、差し入れなどの持ち込みは自由ですが、管理上の責任は負いかねます。ペットの面会については、スタッフにご相談ください。病室・病院内での喫煙は防災上許可できません。
- 患者さんの外出・外泊については、医師または看護師にご相談ください。なお、外出・外泊を希望される場合は、所定の用紙による届け出をお願いいたします。
- 病棟内の設備は自由に利用することができます。
- 多目的室にはピアノ、CDや本の貸し出しがあります。
- 事前にお知らせいただければ、談話室はご家族での団らんやパーティーにもご利用いただけます。
- 患者さん用のキッチン、冷蔵庫、電子レンジなどもありますのでご利用ください。
- 病棟用キッチンには給湯機・かき氷機などの用意があります。
- 備え付け以外に物品の持ち込みを希望される場合は、スタッフにご相談ください。安全管理上お断りすることもあります。なお、持ち込まれた物品に関しての責任は一切負いかねます。
- 催し物として、チャプレン(牧師)とのお話の会:毎週月曜14:00~、ホームコンサート:毎週金曜14:00~のほか、お誕生日会、季節の行事などが随時ありますので、掲示をご覧ください。
- 祝祭日・年末年始を除き日中数名のボランティアが、お花の水替えやタオルの交換、ティータイムの準備のほか、患者さんの散歩の付き添い・買い物・マッサージなどをいたしますので、お声をかけてください。
医療スタッフ
緩和医療専門の主治医、担当医、ナースマネジャー、アシスタントナースマネジャー、看護師、看護補助者、薬剤師、ボランティアが中心となり、その他に必要の応じて精神科医、心療内科医、精神ケアの専門看護師、チャプレン(牧師)、ソーシャルワーカー、音楽療法士、栄養士、理学療法士、訪問看護師などがチームとなって、患者さんとご家族を支援いたします。相談がある場合はお声をかけてください。
施設の概要
- 病室は全23床で、有差額個室が10床、無差額室が13床です。
- 無差額室はシャワー・トイレ付個室が6床、トイレ付個室が1床、シャワー・トイレ共用準個室が6床です。
- その他の設備として、エレベータバス、談話室、患者さん用キッチン、面談室、家族控え室(有料)、洗髪コーナー、音楽療法室などがあります。
主な設備
※間取りのタイプの選定は患者さんの病状に応じてスタッフが判断いたしますので、ご了承ください。
緩和ケア病棟について、よくあるご質問
入院までの待機期間はどれくらいですか?
入院患者さんの状態や待機患者さんの数によって変動があります。詳しくは外来受診時にお問い合わせください。
緊急入院は対応してもらえますか?
緩和ケア外来受診後は、定期的に患者さんの病状を把握させていただきます。在宅ケアを受けていて患者さんが通院できない場合は、ご家族に外来受診していただき定期的な報告をお願いしています。緊急入院の必要性は医学的に判断し適切に対応させていただきます。
長期的な入院は可能ですか?
入院および退院については患者さんとご家族・医療スタッフで話し合い、理解と同意のもとに決定しますが、症状が安定した場合はできるだけ在宅で療養されることをお勧めします。当院または地域の訪問看護ステーションや訪問診療医と連携し、在宅ケアを受けることをサポートいたします。症状が安定した状態での長期入院を希望される場合は、転院をお願いすることがあります。
患者には病気について告知していませんが、入院は可能ですか?
ホスピス緩和ケアの提供時に、患者さんが病状・病名について理解していることが望ましいですが、外来面談時にご家族のお気持ちをご相談ください。もし患者さんが理解していない場合、患者さんの求めに応じて適切に病名・病状を説明することを大切にしています。