聖路加国際病院

St Luke's International Hospital

がんサーバイバーシップを支える

乳がんの方 ブレストセンターのご案内

ブレストセンターの2014年の目標は「つ・な・ぐ――継承と拡張」
まさに今がんと診断され、飛行困難となった傷ついた蝶を支えるため、皆がつながり、聖路加ブレストセンターの愛を社会につなぐこと、です。その目標を“Ring”という言葉にこめ、ブレストセンターでは以下の6つの“リング”プログラムを展開しています。

1)若年性乳がん患者さんのためのサポートグループ Pink Ring

若年性乳がん患者のサポートコミュニティ Pink Ring Extend

◆ひとりで悩まないで。ここには同じ気持の仲間がいます◆

若年性乳がん(35歳以下で発症した乳がん)の患者さんは、妊孕性の問題や、結婚、就労、育児などサバイバーシップに関する多くの悩みを抱えています。こうした若年性特有の様々な悩みを語り合う場として、また若年性乳がんに関する正しい情報提供を行うことを目的として、幅広い活動を行っています。

2)乳がんの治療と仕事を両立する女性のためのグループ 就労 Ring

◆乳がんの治療をしながら働くことについて、一緒に考えてみませんか◆

乳がんの患者さんが仕事を通して経験する様々な問題について、グループでの学習や話し合い、また、参加者の経験を共有しながら検討します。参加者一人一人が、ご自身にとって適切な対処や、「ワークバランス」を見出していく場になることを目指します。

がんの治療をしながら働くことについて、一緒に考えてみませんか?

就労リングは、グループでの学習や話し合いを通して、あなたの「治療と仕事の両立」をサポートします。がん患者さんが、仕事を通して経験する様々な問題について、グループでの学習や話し合い、また、参加者の経験を共有しながら検討します。参加者1人1人が、ご自身にとって適切な対処や、「ライフワークバランス」を見出していく場となることを目指します。グループには、看護師、ソーシャルワーカー、社労士なども参加し、問題解決を支援します。

  • 対象者:がん患者(がんの種類、病期などは問いません)。他施設の方もご参加可能です。
  • 内容:自分の就労上の問題、休職中の過ごし方、再就職について、労働法など。
  • 参加費用:無料
  • 日時:1回/2ケ月(偶数月に開催) 18:30〜19:30
  • 場所:聖路加国際病院 2階 さわやか学習センター
3)女性がん患者の治療に伴う外見変化に対するSocial Beauty Care Beauty Ring

◆「Beauty」には「ココロ」と「カラダ」を元気にする力があります◆

治療のために見た目の変化(髪・肌・眉・爪)が気になっているという方が、同じ立場の仲間と一緒に「Beauty」を学べるプログラムです。それぞれの美容のプロが、個々の悩みに応じた解決策を伝授します。

小児がん経験者 長期フォローアップ外来

原疾患が完治した後も、抗がん剤治療や手術による晩期合併症を念頭にいれた定期健診が必要です。
小児内分泌科医、小児循環器医、女性総合診療部、整形外科、心療内科、臨床心理士、ソーシャルワーカーなどと必要に応じて連携をとりながら、心身の診療にあたります。
発症の部位、行った治療により注意が必要な臓器が異なりますので、他院での治療後にご受診希望の方は、治療サマリーなどの紹介状を前もって小児医療センターへ送付の上、ご受診ください。

チャイルド・サポート

最近、増えつつある30代40代の若年発症のがん患者さんは、子育て世代でもあります。お子さんも家族の一員として、そしてチーム医療の一員として存在を認めてあげることは、子どもの成長を促し、ひいては、患者さんの力になってくれます。お子さまの対応のご相談、お子さまの反応に関する情報提供、もちろんお子さまにお会いして直接支援することもいたします。
小児医療センター内 子ども医療支援室のスタッフ(チャイルド・ライフ・スペシャリスト、臨床心理士、小児科医)が対応いたします。

チャイルド・サポート

がんと共にゆったり生きる

がんは慢性疾患の一つと考えられるようになりましたが、診断を受けた方はいろいろな不安や日常生活での困難に直面することも多いかと思います。このプログラムは、ご自分の病気や対処法についてよく知り、ゆとりを持って日々を過ごせるように、医療者による知識の提供と、同じような状況にある人が集まり、小グループで気持ちや情報を分かち合うことをめざしています。
がんと診断された方々が、ご自身の病気や対処法についてよく知り、ゆとりを持って日々を過ごせるようになることを願って、当院では「がんと共にゆったり生きる」と題したプログラムを開催しています。このプログラムは、医療者による知識の提供だけでなく、同じような状況にある人が集まることで、気持ちや情報を分かち合えることが特徴です。また、プログラムを終了した方々には、若葉の会・クリスマスの集いのご案内もしています。スタッフ一同、ご参加をお待ちしています。

がんになった方への支援プログラム 『がんと共にゆったり生きる』

〒104-8560 東京都中央区明石町9-1
聖路加国際病院 「がんと共にゆったり生きる」事務局
問い合わせ先: 事務局 03-3541-5151 内線2311 毎週月〜金9:00-17:00

身近な人ががんになった方のためのプログラム

「がん」になると、患者さんご自身だけでなく、患者さんを支える方々も不安や困難に直面します。聖路加国際病院では、そのような立場の方々が情報や疑問を分かち合い、ゆとりを持って日々を過ごせることを願って、下記のようなプログラムを用意しました。がん患者さんを支えるご家族や周りの方も、どのように向き合い、どのように支えるか悩むことが多くあります。一緒に話したり、考えてみませんか ぜひご参加ください。

身近な人ががんになった方のためのプログラム

  • 対象:患者さんのご家族およびご友人
  • 内容:がん患者さんを知り、向き合い方、情報や暮らしの支援についての学習会
  • 日時:1回/年 (秋頃開催)

就労リング

がんの治療をしながら働くことについて、一緒に考えてみませんか?
就労リングは、グループでの学習や話し合いを通して、あなたの「治療と仕事の両立」をサポートします。
がん患者さんが、仕事を通して経験する様々な問題について、グループでの学習や話し合い、また、参加者の経験を共有しながら検討します。
参加者1人1人が、ご自身にとって適切な対処や、「ライフワークバランス」を見出していく場となることを目指します。
グループには、看護師、ソーシャルワーカー、社労士なども参加し、問題解決を支援します。

就労リング

  • 対象者:がん患者(がんの種類、病期などは問いません)。
    他施設の方もご参加可能です。
  • 内容:自分の就労上の問題、休職中の過ごし方、再就職について、労働法など。
  • 参加費用:無料
  • 日時:1回/2ケ月(偶数月に開催) 18:30〜19:30
  • 場所:聖路加国際病院 1階 さわやか学習センター

大切なお子さまを亡くしたご家族の集い

スター・ギャザリング

聖路加でお子さまを亡くされたご家族の集いです。2018年6月から、年に一回行っています。

スター・ギャザーリング

WAONN

通院・入院されていた施設に関わらず、お子様を亡くされたご家族の集いです。毎月第2土曜日、聖路加国際病院内で開催されています。

WAONN

大切な方を亡くした子どもとその家族のつどい

おじいさま、おばあさま、お父さま、お母さま、ごきょうだい‥大切な方を亡くされたお子さまとそのご家族の集いです。毎月一回、聖路加国際病院小児医療センターにおいて、東京都の後援を受け、NPO法人グリーフサポートリンクと共に開催しています。アメリカ・オレゴン州のダギーセンターの活動に習い、お子さまのグリーフサポートについての研修を受けたボランティアが参加者をお迎えします。聖路加国際病院に通院・入院経験のないご家族でもご参加いただけます。

大切な方を亡くした子どもとその家族のつどい