聖路加国際病院

St Luke's International Hospital

ご挨拶

20世紀初頭に、外国人居留地であったここ東京築地に設立された聖路加病院は、1世紀以上を経た現在も、創設者ルドルフ B トイスラー先生が1933年に作成・宣言された下記のMission Statement(病院の業務目的)を強く意識して管理運営されています。

写真:院長 石松 伸一
院長
石松 伸一

キリスト教の愛の心が人の悩みを救うために働けば
苦しみは消えてその人は生まれ変わったようになる
この偉大な愛の力をだれもがすぐわかるように
計画されてできた生きた有機体がこの病院である

『キリスト教の愛の心』とは、神様がご自分の子「イエス・キリスト」をこの世に遣わされたほどに私たち人間を愛してくださったように、職員一人ひとりが「病める人々のために身も心も寄り添うような医療」を提供することを求めています。『生きた有機体』は、医学の発展や時代の変化を敏感に捉え成長することであり、先端的な教育・研究に支えられた「質の高い安全な医療」の実践を求めています。

このために2012年以来、国際的な病院評価機構であるJCI(Joint Commission International)の認定を3年毎に受け、世界のトップクラスの病院で行われている医療安全と質向上への取り組みが当院でも行われていることを確認しています。また2019年は看護の世界的基準であるMagnet Hospitalの認証を受け、看護師から見ても引きつける魅力ある組織の認定もいただけました。更に、2020年12月に高度な医療を提供する特定機能病院に承認され、高度かつ安全な医療の提供の推進に向けた取り組みを継続しております。

年間1万台以上の救急車受入台数を誇り、救急医療が充実した高度急性期病院でありながら、緩和医療や外来診療が中心となる分野までカバーする理想的な総合病院の在り方を追求しつつ、2014年に学校法人聖路加国際大学の付属施設となったメリットを最大限生かし、患者さんから信頼され続ける医療を提供する所存です。

院長 石松伸一 経歴

宮崎県出身
1985年川崎医科大学医学部卒業。1992年同大学大学院医学研究科修了(博士)。1985年同大学附属病院救急部研修医。1992年同大学救急医学講師、同大学附属病院救急部副医長。1993年聖路加国際病院に救急部副医長として入職。2005年同院救急部部長、2005年救命救急センター長。2013年同院副院長に就任。2014年相談・支援センター長、2015年集中治療科部長。2021年4月聖路加国際病院第11代院長に就任。
日本救急医学会専門医・指導医、日本集中治療医学会集中治療専門医。著書に「生と死の現場から 聖路加国際病院救命救急医のメッセージ」(海竜社)がある。

副院長

服部 一紀
統括副院長(医療安全・感染管理、情報システム担当)
QIセンター長

有岡 宏子
副院長(内科統括、教育担当)
一般内科部長

板東 徹
副院長(医療連携、保険診療、危機管理担当)
呼吸器外科部長

北村 信人
副院長(病院運営・管理、医師の働き方担当)
整形外科部長

鈴木 千晴
副院長(施設・環境整備、患者サービス担当)
看護部長