聖路加国際病院

St Luke's International Hospital

ご挨拶

院長からのご挨拶

20世紀初頭に、外国人居留地であったここ東京築地に設立された聖路加国際病院は、1世紀以上を経た現在も、創設者ルドルフ B トイスラー先生が1933年に作成・宣言された下記のMission Statement(病院の業務目的)を強く意識して管理運営されています。

写真:院長 福井 次矢

院長
福井 次矢

キリスト教の愛の心が人の悩みを救うために働けば
苦しみは消えてその人は生まれ変わったようになる
この偉大な愛の力をだれもがすぐわかるように
計画されてできた生きた有機体がこの病院である

『キリスト教の愛の心』は、患者さんの視点・価値観を重視することであり、診療現場において、職員一人ひとりが「病める人々のために身も心も寄り添うような医療」を提供することを求めています。『生きた有機体』は、医学の発展や社会環境の変化を敏感に捉え成長することであり、先端的な教育・研究に支えられた「質の高い医療」の実践を求めています。

現在でも、「病める人々のために身も心も寄り添うような医療」は、患者さんを対象とした定期的かつ頻繁に行われるアンケートや投書・相談窓口を介した評価・要望を謙虚に受け止め、日々、できる限り誠実に対応しています。「質の高い医療」の実践は、2012年以来、国際的な病院評価機構であるJCI(Joint Commission International)の認定を受け、2015年8月の『OECD Reviews of Health Care Quality JAPAN』報告書で当院のQI(Quality Indicator)を用いた質改善への取り組みとその成果が高く評価されたことなどに反映されています。

都内でトップクラスの救急車受入台数を誇り、集中治療領域が充実した急性期病院でありながら、緩和医療や外来診療が中心となる分野までカバーする理想的な総合病院の在り方を追求しつつ、2014年に(学校法人)聖路加国際大学の付属施設となったメリットを最大限生かし、従前以上に医療職の教育と最先端の研究を推進し、質が高く、患者さんから信頼される医療を提供し続ける所存であります。



院長 福井次矢 経歴

    1976年京都大学医学部卒。聖路加国際病院にて研修。1984年ハーバード大学公衆衛生大学院修了。帰国後、国立病院医療センター(現・国立国際医療研究センター)循環器内科、佐賀医科大学総合診療部教授、京都大学医学部附属病院総合診療部教授、京都大学大学院医学研究科臨床疫学教授を歴任し、2005年から聖路加国際病院院長。2012年から聖路加国際大学理事長を兼務。2016年理事長を退任し聖路加国際大学学長に就任。京都大学名誉教授。



名誉院長からのご挨拶

日本のメーヨー・クリニックを目指して発展しています。

写真:名誉院長 日野原 重明

名誉院長
日野原 重明

聖路加国際病院は、米国聖公会の宣教医師として日本に派遣されたルドルフ・トイスラー医師が明治35年(1902)に東京築地に小さい診療所として開いたもので、その後総合病院として発展しました。昭和8年に建てられた総合病院は東洋一のもので、その頃から医師のインターン制度が始められました。病院付属看護学校として大正9年(1920)に発足した学校は昭和2年には日本で唯一の看護の高等教育を行う聖路加看護専門学校となり、これは戦後短期大学、更に昭和39年には4年制大学、次いで大学院をもつ聖路加看護大学(現:聖路加国際大学)に発展しました。

聖路加国際病院は、キリスト教精神の下に全人的ケアを行う施設であるとともに、卒後医師や看護師その他の医療職の研修のモデル施設でもあります。平成4年(1992)に建設された全室個室の総合病院は、救命救急センター、予防医療センター、並びに公益財団法人聖ルカ・ライフサイエンス研究所の臨床疫学センターと協力して、臨床医学、看護の研究・教育を行い、日本のメーヨー・クリニックを目指して発展しつつある現状です。


2011年9月に院内で開催された日野原重明書道展の一部を公開しております。詳しくはこちらからご覧ください。



名誉院長 日野原重明 経歴

    1937年京都帝国大学医学部卒業。同大学院(医学)修了。1941年聖路加国際病院に内科医として赴任。1951年米国エモリー大学留学。1973年(財)ライフ・プランニング・センター設立。1992年聖路加国際病院院長就任。