聖路加国際病院

St Luke's International Hospital

心血管センター(循環器内科・心臓血管外科)

写真:センター長

ご挨拶

 旧来より病気の診断・治療においては、患者さんを中心としてそれに関わる複数の専門科の医師や看護師、すべてのコメディカル・スタッフがチームを組んで診療にあたる「チーム医療」の考え方が重要であるといわれてきました。心臓や血管の病気の診療も例外ではありません。近年、特にカテーテル治療や低侵襲手術などの技術が進歩し、従来の内科と外科の境界がなくなってきました。そこで、一人の患者さんを中心として、循環器内科医・心臓血管外科医・麻酔科医・放射線科医や看護師、放射線技師、臨床工学士、臨床検査技師、理学療法士、薬剤師、管理栄養士、ケースワーカーなどのコメディカル・スタッフが「ハートチーム」として密接に協力しながら診断確定・治療法の選択から治療・退院後のケアまでを集約的に行う医療が世界的にも推奨されています。
 聖路加国際病院心血管センターは設立当初からハートチームを実現し、心臓血管病の高度専門的な医療を実践してまいりました。外来診療では病院本館2階の一角で内科・外科の診療と看護専門外来、リハビリテーション、栄養指導を行っています。入院診療では本館4階に一般病床、5階に集中治療病床を備え、毎日早朝からハートチームが集まり、患者さんの情報を共有しその日の診療内容を確認することから始めます。また、5階の同じフロアに心臓血管専用手術室、ハイブリッド手術室、心臓血管カテーテル室を備えています。 当センターで行われている高度医療は、急性心筋梗塞や狭心症に対するカテーテルによるステント治療や冠動脈バイパス手術、心房細動などの不整脈に対するカテーテル・アブレーション治療、大動脈瘤に対するステント・グラフト治療、心臓の弁形成術、重症心不全の治療などが多くを占めますが、2013年秋に日本でも認可された大動脈弁狭窄症に対するカテーテルによる人工弁移植術(TAVI)を当初から施設認定を受け実践しています。また、当センターは最近増加しつつある成人の先天性心疾患(ACHD)に対して複数の専門医を擁し、専門的な薬物治療や心房中隔欠損症などに対するカテーテル治療を行ったり、産科医と協力してACHDを有する妊婦さんの分娩や出産後の管理を行ったりできる国内でも数少ない施設の一つです。

 私たちはハートチームとして「すべては、患者さんの満足のために」をモットーに心臓血管病の高度専門医療を実践し、新たな技術をいち早く取り入れ、日々精進してまいります。聖路加国際病院心血管センターのさらなる発展にどうぞご期待ください。

心血管センター長 小宮山 伸之

センターの特長

総合病院であるメリットを最大限に活かした
総合・包括的な、心血管診療をおこないます

図:センターの特長

ハートチーム

毎朝心血管疾患に携わるスタッフが参加するハートチームカンファレンスを行い、患者さんの問題解決にチームで取り組んでいます。あらゆる診療科、職種が緊密な連携を取ることによって総合力のある最良の医療を提供いたします。

低侵襲・先進治療

手術の低侵襲化・先進化をモットーとし、大動脈弁を含む弁形成術、小切開心臓手術、オフポンプ冠動脈バイパス術、ステントグラフト内挿術、補助人工心臓植え込み等の治療を積極的に行っています。

成人先天性心疾患

日本成人先天性心疾患学会理事長である丹羽公一郎を循環器内科部長に迎えて、成人期における先天性心疾患の管理や治療を行える体制を整えています。全国から専門的な治療を必要とする患者さんが来院しています。

これからも患者さんのご期待に応えるべく、当センターは発展を続けてまいります。

施設紹介

1つのフロアにこれらすべての施設があります。

専用手術室

写真:専用手術室

カテーテル室

写真:カテーテル室

ハイブリッド室

写真:ハイブリッド室

手術もカテーテル治療も同時に行える最新鋭の施設です。

専用病床(14床)

写真:専用病床(14床)

心血管センターのお知らせ

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